見出し画像

124.ノイズが聴こえなくなるってホント?

治療が始まって2年目。山形県酒田市の宿泊イベントに参加したときのことです。

まだ頭がパヤパヤだった頃 (笑)

ショッキングピンクのダボダボパーカーを着て参加しました。処方薬をまだ飲んでいましたから、目の焦点もあっていなかった、かもしれません。

そんな当時21才の私は、○十年アルコールを飲んでいない依存症の長老に話しかけました。


「いろんな人に、いろんなことを言われて、いろんなことが耳に入ってきて苦しくてたまらない!!自助グループに行くの辛い!!もういやだ!!」


すると長老は言いました。

「いいかい。ノイズが聴こえなくなって、綺麗な音だけが聴こえるようになりますよ。」

「テレビのチャンネルがあっていないんだよ。合うようになるからね。」


長老の言葉をキョトンと聞いていた当時の私ですが、

ただ、とても印象的でした。

「ノイズが聴こえない。綺麗な音だけが聴こえるってどんなだろう?」


***

あれから時が過ぎ、今の私はどうでしょう?

確かに、長老の言うノイズは聴こえなくなりました。

チャンネル合わせの技術向上です(笑)

外からの直接のノイズは聴こえません。

聴こえるのは

自分の中からのノイズ(焦り・疑い・自責)だけです。


ノイズが聴こえなくなる。

綺麗な音だけが聴こえるようになる。

『そのように振る舞う』


・・・


今日の「凄い!!」は

もり みきおさんです(^-^)

アルコール依存の離脱症状で、てんかん発作というものがあります。

過去に、目の前で、てんかん発作を起こして、救急車で運ばれた女性がいました。

その方のてんかんは、アルコールの離脱症状のてんかんでした。

そういった場面に慣れた仲間は、慌てず救急車を呼んで対応していましたが、私は初めてのことで、とても驚きました(;^_^A

さっきまで何事もなく椅子に座っていた女性が、スーッと倒れて(泡をふいていたのか、怖くてまじまじとは見ていませんでしたが)口になにか挟むとか挟まないとか、その場にいた人たちのただ事ではないやりとりの中心に倒れている。

「てんかん発作って怖い」そう思ったのを覚えています。

もりみきおさんのプロフィールからまず目に入ったのは、このてんかんの文字でした。あの怖かったてんかん発作

そして、私と同じように枠があった人が、枠が外れていく過程に魅了されました。


普段なら知りえない世界に、こんなにも簡単に触れあい、出会うことができる。

これぞnoteの魅力♡


画像1

今日は群馬県から車で4時間かけ、はるばる来ていただいた方がいました!

コツコツお知らせを出しててよかったなぁと思います(^^)
引き続き宜しくお願い致します。

来週はお休みです。次回開催は11月22日㈰です♪







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?