エピソード1 - A氏との恋-
好き。大好きな人だった。
19歳の夏、私は本気の恋に落ちたのだ。
ー理麻ちゃんって彼氏いるの?
当時はLINEなんてないし
インスタもFacebookもなかった
mixi全盛期時代
何度かmixiのメッセージでやり取りをして
メール交換。この流れが主流だった
はず。
A氏以外とも連絡先は交換したけれど
彼からのメールはなぜか来るたびに
ドキドキしてた。
何度かやり取りしたあとに
いきなり来たのがこれだった。
ー理麻ちゃんって彼氏いるの?
・・・いないです
(あなたの事はだいぶタイプですけどね)ー
ーそうなんだ。
モテそうだからいると思ってたわ
・・・(なにそれ-嬉)彼氏欲しいですねぇ。ー
ー理麻ちゃんならすぐ出来ると思うけど!
『Aさんは彼女いるんですか?』ー
この時"彼女"の存在を確認しなかったこと
のちに後悔することになるのだ。
当時の私、なぜ聞かなかった。
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