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私が走幅跳で7m跳ぶためにしていたこと!跳躍のポイント!

この記事では、高校2年で初めて7m跳んだ僕が、何を意識して跳んでいたかどのような練習をしていたか試合前の調整方法跳ぶ時の感覚について公開したいと思います!
今、走り幅跳びが伸び悩んでいる方、指導したいけれどどのようにしたらよいか分からないという方にぜひ読んでいただきたいです!

ちなみに僕のアカウントのヘッダーは追い風参考で7m40後半跳んだ時の画像です。


私と走幅跳

 私が初めて走り幅跳びをしたのは、小学6年生の時です。その当時の私は全くすごい選手という訳では無く、市の大会で6位といういたって平凡な順位でした。
その後、中学の部活動を決める時「これがやりたい!」という部活が無かったので、「とりあえず小学校で少しやったことのある陸上競技やろー」くらいの軽い気持ちで入部しました。
 実は、私はバレーボールをやりたかったのですが中学にバレー部が無かったため、仕方なく陸上部に入ったという背景が・・・
たまに、もし中学にバレー部があったらどうなっていたのだろうと考えることがあります。もしかしたら陸上より上手くいっていたかもしれないし、全くの無名のまま終わっていたのかもしれないですね(笑)

少し脱線してしまいましたが、ここから中学時代についてお話します
正直中学ではあまり陸上に熱が入っていたわけではなく、ただ言われたことをこなす日々が続いていました。
よく150mを練習で走っていたのですが、毎回自分たちで150mを測らなければいけませんでした。それを逆手に利用して毎回、5mくらいちょろまかして145mくらいにして走っていました(笑)
それくらい、陸上に対して熱中していたわけでも、一生懸命やっていたわけでもありませんでした。

そんな私でしたが、中学3年で転機が訪れます。
中2までの自己ベストが5m20くらいでしたが、中3の最初の大会で5m90くらいを跳び、地区大会で優勝することができました。それがきっかけとなって、陸上にハマっていきました。
ここまで中3で伸びた要因として同じ地区にライバルがいた、ということが大きいと思います。
中3で初めて6mを跳んだ時、これは優勝できたなと思ったのですが、そのライバルもベストを更新してきて、1㎝差で負けたことがあります。
その後も抜きつ抜かれつの関係で中学を卒業し、高校へと進学していきます。
ちなみに中3のベストは、6m40程まで伸ばすことができました。

高校でも陸上を続けることになり、初めていざ入部してみると、中学時代のライバルがそこにいるではありませんか!
そこで色々話していると、ライバルも私のことを意識していたらしく、すぐに意気投合することができました。
そこから互いに切磋琢磨しながら記録を伸ばしていくことになりました。

私が通っていた高校は、強豪校などではなく普通の公立高校でした。しかし、一つ上の先輩に全国大会に出場している人がいたり、入学した年にブロック大会で優勝経験のある方が来てくださるなどの環境に恵まれ、記録を伸ばすことができました。
ここからどうやって7m36までベスト記録を伸ばすことができたを紹介していきたいと思います。


初めて7mを跳んだ時の話

私が初めて7mを跳んだのは、高校2年の県新人です。今までのベストは6m80前半であったため大幅なベスト更新でした。7mを出したのは6本目なのですが、6本目を跳ぶ前、既に地方大会への出場が決まっていたのであまり気負わずに跳べたという点も無駄な力が加わらず良い跳躍ができた要因となります。

どうして7m跳べないのか

やはり、7mというのは一つの壁であり、否が応でも意識してしまうものだと思います。7m跳べるだけの力を持っていたとしても精神的な問題で跳べないということもあります。
精神的問題の例として挙げられるのは、日本人の9秒台誕生です。
桐生さんが初の9秒台を出した後、続々と日本人9秒台が出たように、一度壁が取り払われると、今までできなかったことが意外とできてしまうといったことがあります。

この精神的問題を取り除くために、一度どんな方法でもいいので7mを跳んでおくことが大切になります。
例えば、ロイター板を使って飛距離を伸ばしたり、チューブで引っ張ってもらい助走速度を無理やり上げ跳んだりすることです。その中で私が最も有効だと考えることは、実際の試合で追い風参考で7mを跳ぶことです。

実際に、泉谷選手が110mHで日本記録を上回る13.04を追い風参考で出した数か月後、公認で13.04を出し日本記録を達成した例があります。

それができたら苦労しねーよ!という声が聞こえてきそうですね
そこで今回は、

今、お話しした内容は、7m跳ぶ力を持った選手が7mを跳ぶための方法であるため、まず7mを跳ぶ力をつけることが最も重要であり、皆様が知りたい情報だと思います。
個人的に最も記録を伸ばす余地があるものは、試合前の調整だと思います。しかし、意外とネットで探してみて調整方法というものは見つかりません。

そこで今回は、当時、僕がしていた練習メニュー跳躍の感覚意識していたこと試合前の調整方法生活面で注意すべきことをお伝えさせていただきます!

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