「けっきょく、よはく。」を読んで

今回は、「 けっきょく、よはく。 」という本を読む課題を頂きました。

この本はオシャレで洗練されたデザインを作成するために大切な余白にフォーカスして書かれています。おしゃれなデザインとはどんなデザインか?がBefore Afterそれぞれ画像付きで解説してあるのでとても分かりやすい1冊となってます。

余白を作るには

初心者がやってしまいがちなデザインの多くは情報を詰め込みすぎて、伝えたい要点がわかりづらくなっています。そんなデザインにも余白を十分に取ってあげることで読み手の理解度を上げることができ洗練されたデザインに仕上がります。余白を作るためのコツがいくつかあります。

情報を一点にまとめる
伝えたい情報がバラバラに配置してあると圧迫感を生み読み手に伝えたい情報が伝わりづらくなります。情報を整理し余白を十分にとることで、それぞれの情報が際立ち目に飛び込んできます。人の目線は上から下りていきます。伝えたい情報を上から配置していくと読み手に伝わりやすいです。

濃い色の写真の周りには十分な余白をとる
濃い色の写真の周りに余白をとることで洗練された印象に仕上がります。

ベタ塗りを減らす
情報を整理するためにベタを使いがちですが、圧迫感を与えます。余計なベタは取り除き代わりに細い罫線を使うとすっきりしたデザインになります。

フォントサイズと行送り
情報量が多いデザインの場合は特に文章の間に広く余白をとりましょう。
行送りは文字サイズの1.5〜1.75倍が適切。ゆったりと読ませたいならこれより広くするのも有効です。
フォントサイズは最低でも6.5pt
行長は1行に15〜35文字程度。それより長くなるなら段数を増やしましょう。

カーニング調整
文章内でも特に" 、や - や「 」 "の間が空きすぎたり詰まりすぎないように注意しましょう。

タイトル周りの余白は広めに
タイトルはもっとも伝えたい大切な情報なので、つい大きな文字サイズ・太めのゴシック体などでインパクトを出したくなりますが、あえて周りに余白をとってあげることで品良く目立たせることができます。

感想

私のデザインは文章や画像の余白感おかしく、まだまだデザインを見る量が足りない状態です。自分の中では余白をとってデザインをしていたつもりでしたが、なぜか不格好なデザインになっていました。この本から余白といってもいろいろな余白の作り方があることが分かりました。この本を読んで余白のあるデザインの作り方が分かったと同時に私の中で疑問であったおしゃれなデザインとはどのようなデザインかというところもなんとなく分かってきたような気がします。私のようにデザインの経験が浅い内は余白をとっておしゃれなデザインを目指さないといけません。なので繰り返しこの本を読んで余白を上手にとったデザインができるように頑張っていきます。

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