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たった4時間で100円を7000円にした話

はい。2回目の投稿になります。陸です。
前回の投稿はこれでした!

PV数116に対して、いいね13も!ありがとうございます🙇‍♂️

それでは、今回の本題に入らせていただきます。

『たった4時間で100円を7000円にした話』

悪徳詐欺みたいな記事のタイトル。笑
今回も3つの段階に分けて、書いてみます。

1. 1000円を3日以内に誰よりも増やせという過酷な課題
2. なぜ今回の策が成功したのか
3. これを通して何を学んだか

1. 1000円を3日以内に誰よりも増やせという過酷な課題

今回、インターンに参加するために東京の渋谷に出向きました。
『CRAZY KING』という、いかにも面白そうなインターンシップの名前に惹かれ、興味本位で参加してみました。

1st stageから2nd, Final stageと続き、見事優勝を勝ち取れば優勝賞金15万円を獲得できるという1週間のインターンシップで、Final stageまで勝ち残った3人に出された課題がこれ。

『元手1000円をもとに3日間で出来る限り増やせ』

課題を出された瞬間に1000円をいかに増やすか自分なりに考えたのですが、ハイリスクハイリターンのギャンブルしか出てこない...笑

そこで、調べてみたら面白い記事にたどり着きました。

スタンフォード大学の授業「5ドルを2時間で何ドルに増やせる?」が面白い。僕が運良く1000円を100倍以上に増やした話。

良ければ見てみてください。

面倒くさい人のために簡単に要約すると、

お金に捉われず、一生懸命に創造性を働かせることで、
「無から有を生み出す」ことが出来る

という事です。

この記事を読んで、手持ちのお金を使ってどう増やすかではなく、日常生活の中で街を行く人達にどのようなニーズがあるのか、問題があるのか、面白い!と思ってもらえるのかを、翌日朝4時まで友達と電話しながら考え抜きました。笑

そこで出た数々の案の中で、初日はこれをやることに決めました。
それは、

100円ケツバット. in 代々木公園

発案した時間帯は、夜中の2時(深夜覚醒モード)。
よくよく考えると、我ながら頭おかしいです。ニーズや抱えている問題など完全に度外視。「スカッとしてほしい。」という僕の勝手な願い。今の時代ケツバットが通用するのか。なんて考えていなかった。笑

しかし、初日としては一番手っ取り早かった。絶対に成功すると思っていた。根拠のない自信はそこにあった(深夜テンション)。

2. なぜこの策が成功したのか

なぜ成功したか。先に言っておきます。
これは正直、運が8割、実力が2割。

まず、今回の「100円ケツバット」の企画で、僕と共に行動してくれる友達と合流し、一番人の行き交いが多い渋谷駅のハチ公前に行って、実行しようと思い、交番に相談すると色々手続きが面倒くさいことが判明。(日本のいいところでもあり、悪いところでもある。)
そこで出会ったのが、よくいるフリーハグ2人組。話してみると、出身が僕と同じ大分!
これまた良い縁で、代々木公園まで一緒に同行してくれることになりました。

途中でダイソーに寄り、1000円の軍資金で108円のバットを買い(残金892円)、代々木公園にようやく到着。時刻は昼の3時。その日は久々に天気が良すぎた。

到着した途端に、ヒッチハイクで培った営業力(笑)で、片っ端から色んな人に声をかけ、開始5分。

ケツバットやりたいおじさんが現れた!!←酔ってる

彼の周辺にいた人たちは、面白がってこちらをみている。
素振りの練習を何回か行った後に、いくぞ!の声とともに、初回からフルスイングをかまされた。爽快に響く音とともに、バット(108円)が折れ、飛んでいった。

満足した彼は、にこやかな笑顔で100円を渡した。

残金992円

108円の価値があるバットという資産は、おじさんの爽快な1発で真っ二つに折れた。このままでは-8円の損失。絶望した。

しかし、そこでフリーハグ2人組の1人がビニールテープを持っていて、
修理&補強してくれた!!彼らがいなかったら諦めてた。笑

改めて、営業再開。そこからは調子が良く、たった15分で500円の利益!
この15分で、自信に繋がりました。

さらに運が良いことに、ちょうど代々木公園では
アフリカン、アメリカン、カリビアンフェスが開催されており、
海外の方が多かった点、(日頃もあんなにいるのかな?)お酒を飲んで上機嫌の方が多かった点で、かなりやりやすい環境にありました。

これらの幸運な条件が見事に揃い、この額まで伸ばせたのかなと思います。

3. これを通して何を学んだか

4時間ぶっ通しでケツバットを食らいつつ、たくさんの人に声をかける中でこの幸運な条件の中でも、必ず成功するカギを3つ。ご紹介します。

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まず、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
僕のワクワクした体験がこの文章によって、うまく伝わったらいいなと思っています。

さて、実はここから有料記事になってしまいますが、この度9月6日に起こった北海道胆振東部地震の支援募金をオンラインではpolcaと、オフラインではヒッチハイクをしながら募金活動をしていきました。
初日で合計15,984円とかなり良いかけだし!
募金していただいた方、ありがとうございます!
(polcaの方も応援よろしくお願い致します🙇‍♂️)

と、いうわけでこの有料記事も、

すべて募金にさせていただきます!

なので、募金をしよう!という気持ちで、課金していただけると嬉しいです(^_^)

さて、ここからは

4時間ぶっ通しでケツバットを食らいつつ、たくさんの人に声をかける中でこの幸運な条件の中でも、必ず成功するカギを3つ。ご紹介します。

1. コツコツ(1つ1つ)を大事にすること
2. 良い波を作り出すチカラ
3. 絶対に人を不幸にしない商売とは

*訂正* 
より多くの人に、見てもらいたいので無料にしました!!ごめんなさい!

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1. コツコツ (1つ1つ) を大事にすること

当たり前のことですが、お客さんが何か(もの、サービス)にお金を払う時、その何かは、価格以上の価値のものでないと払いません。

たった数秒で終わる1発のケツバットに対して、100円以上の価値を生み出すためには、ケツバットをしてもらうお客さん1人1人に対して、平等に手厚い対応と、若干オーバー気味なリアクションを取る。笑
これを4時間ずっと大切にして、お金を貰っていました。

お客さんは108円のバットだなんて、見た目で完全に分かるし、こんなの食らっても痛くないだろ。なんて言いつつ、かました後は楽しそうな笑顔をしていました。笑 (以下はお客さんとの写真)

↑こんな小さい子にも優しいケツバットされた笑 
(された瞬間我に返り、若干自分の行動が恥ずかしくなってしまった笑)

(これはまだ一部ですが、お客さんは外国人が多かった笑)

もしかしたらフェスの影響で、酔っ払ってて上機嫌だったからかも知れないけれども、ただその人がその場で満足するならいいかな〜と。誰も損してないから。

2. 良い波を作り出すチカラ

良い波というのは、「お客さんの流れ」と定義してこれから話します。

良い波を作り出すための最初の1歩は、運次第なところがあります。
初めのお客さんがどんな人か、どれだけの数いるのか。

→ちなみに、良い波に乗れたお客さんの例(ペルソナ)として、陽気な性格の人達、細かく分析していくと、これがまた面白かったのが、6-7人ほどいる中で男性が4-5人、女性が2-3人といった割合のグループにめちゃくちゃウケます。笑

そのプロセスの説明

2-3人の女性が興味を持ち、他の男性にやるように勧める(強大な力)

その中で、お調子者キャラの男性が、他の男性からも勧められる(半強制的)

ケツバットをする

といった流れです。
ケツバット後は、周囲が笑いの渦となり、他のお客さんも興味を持ち出します。結果として、また次の機会に流れるといった形です。

一度来た小さな波(チャンス)をどれだけ大きな波(たくさんの機会)に変えることができるかは、自分次第なところがあって、
どれだけ良いリアクションを取れるか、ケツバット後のお客さんをどれだけ長期的に楽しませるか、などを考え、
最後に握手と写真撮影も入れて、その日の記念となる要素も取り入れました。

すると、写真撮影の間に「次いいですか?」と、自分から営業をかけに行かなくても、新規のお客さんを獲得することに繋がりました。

3. 絶対に人を不幸にしない商売とは

僕が思う『人が商売を通して感じる幸せ』とは、やはり

お互いが笑顔で終わること

だと思います。
そういった点で、握手と写真撮影はかなり良い要素だったのかな、と思います。

『終わり良ければすべて良し』ということわざがあるように、初めはバットの柔らかさや、100円といった価格に不満を持っていた人でも、いざバットを振った後は笑顔に変わる。そこにはもう誰も不満を持っている人はおらず、お客さんは先払いで払ったお金のことはもう忘れて、今ある楽しさに浸かっている。それでいいと思います。


その後、チップをくださった方もいましたし、逆に「ありがとう」とお客さんの方から言ってくれた方もいました。

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最後まで読んでくれてありがとうございました!

ケツバットを食らう経験は、当分の間、経験する機会がないと思います。笑
ただ、やった事に関しては全く後悔がない。

やった事によって、商売を通してお金よりも大事なことが見えたから。

どうでしたか?


『たった4時間で100円を7000円にした話』

僕は、こんな商売の仕方を大切にしていきたいです。


 




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