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【書籍紹介】『運動生理学20講』

こんにちは!

今回はおススメの書籍を紹介したいと思います。

『運動生理学20講』勝田茂 征矢英明

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個人的には、学生にお勧めの本です。

基本的な運動生理学の説明が記載されていますが、元になる生理学の知識が入っている方が読みやすいです。

骨格筋から始まり、筋力や神経系、ホルモン、栄養素の代謝、呼吸・心循環、認知機能、運動処方、生活習慣病などといった内容が入っています。



この本の良さは、
①全180ページでとても簡単にまとめられていて読みやすい
②いい意味で用語や文章の言い回しが堅い

ところです。

①全180ページでとても簡単にまとめられていて読みやすいことは、ただ、内容が薄くなったわけではなく、内容自体はとても濃いです。例えば、様々な代謝が起きる中で具体的な酵素の名前だったり、データがしっかり記載されていたり、発生機序が分かりやすく載っています。


そして、個人的にとてもおススメしたい点である②いい意味で用語や文章の言い回しが堅いこと。実際に論文などを読むと、堅苦しい言葉がたっくさん出てきて意味をくみ取ることが大変だったりします(個人的な考えですが)。大学生にもなると何か論理的に話をしようとすると科学的根拠、つまり論文を読むということが少なからず求められてきます。今回の書籍を特に学生さんにおススメしたいということはこれです。入学したての学生は、一般的に論文を読んだことがないと思います。そこで、このような堅い文章を扱う本を読むことで慣れる作業をして卒業論文や卒業研究に取り組むととても役立つと思います。
もちろん、運動生理学に関する内容なのでスポーツ系の学生さんにとってはとても勉強になります。


今回は『運動生理学20講』という本を紹介しましたが、僕自身もそうですが特に学生さんは堅苦しい本を読んで慣れることがとても大切だと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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