見出し画像

このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

このnoteを見ている人へ。noteにログインしなくても「♡(スキ)」は押せますので、おもしろいなと思ったらぜひ。意外と更新する活力になります。

本文は以下より。

無事に40km完歩してきましたー!


三好不動産さん主催の「GOGOハイク」に7年ほど前から参加させていただいています

毎年夜中に歩きながら、なぜこんな苦しいことをしているのかと思いますが、歩ききった後の達成感や仕事の間柄を超えた関係性を築くことができるこのイベントはなにものにも変え難いイベントだと思ったりしています。

しかも、なぜか年々余裕になってきています。笑

一緒に参加した澤井さんがうまいことまとめていました。

さてさて、本日は「愛ってなんだ」です。

なぜ、我々の会社は愛されているのか。愛されていることは、会社の売上につながるのか。愛ってなんだ。

みたいな話。

なぜこんなテーマにしたかというと、CSの研修を受け、その後P社さんと会食をしている時に、私が不意に発したことがきっかけでした。

「なぜか、熱烈なファンがいてくれているんです」
「愛されているなと感じことが多々あります」

対外的に接している中で感じたことのある人もいるかもしれませんが、マリサには強烈なファンや愛してくれている人たちがいます。

これは、顧客(お金をいただいている)のみならず、エンドユーザーも、同業も、知人もそうだったりします。

私はまだ言語化できてないのですが、「信念を貫く会社」「おもしろそうな会社」「チャレンジングな会社」「正直な会社」みたいな表現が近いかもしれません。

毎週みんなに届けているこの文章をnoteに転載していますが、それにも熱烈なファンがいたりします。笑

マリサに10年以上関わっている中で、「理念ですか、お金ですか」みたいな場面というのは確かにありました。

いつも通りの回答ですが、これは愚問だと思っていて、「どちらも」というスタンスは10年間貫いてきたつもりです。

それでも、そんな議論が出るタイミングがあるということは、揺れ動いた(もしくは、お金に走ってしまった)できごとが多かれ少なかれあったのだと思います。

みんなには、ちょっとだけこんなことを知っておいてもらいたいのですが、会社はどこで評価されるのか。

基本的には「決算」です。

どれだけ期の途中の結果が良くても、どれだけ愛されている自負があっても、決算(売上と利益)が悪ければ、評価されません。

評価されなくなるとどうなるのか。

上場企業であれば株価が落ちますし(資金が集まらない)、未上場企業であれば、金融機関からの評価が下がり融資を受けられなくなったりします。

会社というのはおもしろいもので、どれだけ赤字が続いたとしても、資金の調達さえできれば継続が可能です。

要するに、端的にいうと会社というのは売上を高くしたり、利益を出すことよりも、マネーがゼロにならなければいいという考え方もあったりします。起業したいなと考えている人はこの辺りも重要なエッセンスだったりもしますよ。(もちろん、調達し続けるには基本的には結果を出し続けなければいけませんが)

脱線しましたが、どれだけ悪評がたっても、Googleの口コミを悪く書かれても、結果さえ出していれば、評価され資金の調達もでき、さらに投資ができたりするんです。

どれだけ、愛されてない雰囲気の会社だったとしてもです。

愛とGoogle MAPや会社の評判の口コミが比例するかどうかは分かりませんが、オープンな情報の口コミが最悪でも、業績のいい会社はいくらでもあります。世の中はそんなものだったりします。

なので、愛だとかファンだとか言ったところで、結果に関係がなければまったく意味がないんです。

「愛?そんなこと考えるより、売上が高くなることこそが顧客から必要とされている証拠でしょ」という考えもあります。事実だと思います。

と、まぁここまでは一般論的な感じです。多くの経営者はふむふむと思ってくれると思います。

そんな前提の中であえて掲げますが、マリサは愛される会社にしたい。会社もサービスもメンバーも、全部。

私はグループ会社のヒトワークスという会社を経営した中で、あったらいいなを体現して、理想を追求して、結局苦しい思いをして、理想だけで飯は食えないという原体験があります。あれを繰り返したいとは思っていません。

それでも、マリサに関わってくれるメンバーには心の底から誇れる、愛される会社というものを一緒に体験してほしい。

そのためには、もっともっと愛される会社を目指していく必要があります。

とはいえ、どうしたらできるんだろうね?

正直、私も答えを持っていません。

福岡の出張で改めて感じています。我々はなぜこんなとんでもない企業さんたちとお取引をさせてもらって、訪問したら喜んでくれて、楽しくお酒を飲ませてもらうことができるのか。

設立1970年 S社 様 グループ会社6社
設立1964年 A社 様 グループ3000人
設立1951年 M社 様 グループ600人
設立1995年 I社 様 グループ350人

サービスがいい、担当者との相性がいい(エリア性の問題もあるかも?)、いろんなことがあると思います。一概に、決定打があるわけではない。それでも一番大事なのは、一人ひとりが日々仕事をしていく中で、どれだけお客さんのことを鮮明に考えることができるのか。鮮明というのは、現場の人の顔まで思い浮かぶかみたいなことなのかもしれません。

我々は、社員13名、拠点は東京だけというある種の制約の中で、2000社(従業員数にしたら、1万人くらいいるのかな?)近い不動産会社さんとお取引をさせていただいています。

どうしたって1対Nになってしまうし、1対1で考えようと言ったところで、現実問題はあります。

それでも、最後の最後、神はその現場の人の顔を考えられる会社や人に微笑むのではないかと思います。

そして微笑んでもらえたことは、勝手に伝播していく。

そんな気がしています。

ありがたいことに会社が急成長している中で、これからさらにいろんな歪み(社内でも考え方の違いによる意見の衝突)は出てくると思います。それこそ、理念ですか、お金ですかというような場面も出てくると思う。

お客さんのことを考えて売上も利益もないがしろにするのは本末転倒ではあるけれど、それでも我々は、愛される会社、サービス、人というのを軸にしていきたいと思っています。

お客さんはじめ、関わってくれている人たちがマリサのことを考えると思わずニヤってしてしまうような会社にね。

20時から5時まで40km歩いた後に朝から飲み会があって、睡眠もそこそこで、頭もぼーっとしているから、いつも以上にエモい文章になった気がしますが、本音です。

4月最後!ちょっとしたらGW(もうGWか)!4月29日の週もよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?