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太宰ゆかりの地をいまのうちに…わし流 ショボ鉄たび⑲で芸術の春2022②「〝桃太郎侍〟生みの親 山手樹一郎の世界」さいたま文学館③「ナイル殺人事件」109シネマズ高崎

今回も「青春18きっぷ」を利用。まずは取り壊しが決まったという太宰ゆかりの三鷹にある跨線橋を、いまのうちに撮影。

さぞやテツが多いであろう…とおもいつつ行ってみると、意外や家族連れが多く、「小さな子供たちが、行きかう電車を見る場所」となっていました。今さらながら子供って小さいですなぁ。いつのまにか足元にいたりします。目線が低いため、ワシらより先に「あずさが来た!」などといち早く気付いていました。彼らはここで電車を見たことを大人になっても覚えているかなぁ…?

三鷹跨線橋220305-1ブライト&ビビッド


跨線橋に別れを告げて、中央線で新宿へ。ここで湘南新宿ラインの特別快速に乗り換えました。

新宿駅220305-1ブライト&ビビッド


下車したのは、初めてである桶川、ここには さいたま文学館があります。思えば2年前、太宰治の展示があり、行く予定だったのですが、例のアレにより「中止」したのでした。

今回は「〝桃太郎侍〟生みの親 山手樹一郎の世界」。実はワシ、この人の本は1冊も読んでいないし、テレビの「桃太郎侍」も、いまもBSで再放送中にもかかわらず、ほとんど見ていません。しかし近くの図書館に全集がズラリと並んでいることはだいぶ前から目に入っており、それと下の画像をメーンとした本展示のチラシを別の美術館で見て「なかなかいいな」と思い、来てみたというわけです。

得意なジャンルは一言で言って「明朗時代小説」だという山手樹一郎の足跡をたどりながら戦前・戦中・戦後の大衆小説…だけでなく世相の流れもわかるという、小規模ながらもなかなか見ごたえのあるものでした。なおこの春、宝塚が上演する「夢介千両みやげ」も山手作品とのこと。テレビでしか見たことないけど宝塚はなんでもミュージカルにしちゃうから凄いよね。

桃太郎侍220305-1ブライト&ビビッド.jpg80


さて、久々にビール飲みながら「ぎょうざの〇州」で昼めしにするか…と入店し、注文しようとしたところ、例のアレによって「ワクチン証明書」がないとビールが飲めないとのこと。そ~か、ここは埼玉県か…。打ってるけど、そんなもん持ち歩いてね~よ。せっかくのギョーザなのにビールなしじゃつまらんし、まだ作り始めたわけじゃなかったので「すんません、やっぱしやめます」とここを脱出。しかたがないのでスーパーで焼きそばを買って公園で大急ぎで食べました。缶ビールとともに。


さて、次は高崎まで足を延ばします。すでに予約してある109シネマズで「ナイル殺人事件」を鑑賞。ハゲてないしデブでもないという欠点はあるものの、ケネス・ブラナーのポワロも悪くはありません。いちばんいいのはテレビのデビッド・スーシェだけどね。しかし豪華キャストと大画面でのスフィンクスなどはやはりスクリーンならではでした。

ナイル殺人事件220305-1ブライト&ビビッド.jpg80


帰りは遠回りになるけどあえてグリーン券を買い、東京までの約2時間、イ〇ンで買った握り寿司等やビールを飲み食い。しかしリュックに入れた握り寿司は少し詰まって三角形の隙間ができていました▼

握り寿司220305標準標準


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