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自我は捨てるべきか

自我から生まれる「こうあってほしい」「こうあるべき」「それ以外は認められないし、認めたくもない」という思い込みこそが仕事や家族間の人間関係、さらに心身の健康の弊害にもなっている。他者責任に意識が向き過ぎていて、客観視が不可能な状態、自分がこうだ思い込んでいる世界にどっぷり執着して思考の柔軟性を失い、それによって、能力の半分も活かせず、苦しみやストレスだけを濃くして、自分の心も体も痛めつけていることに自分自身で気がつかない。

自分自身をよく反省して、本当によく自己の心を知らなければならない。たとえ勉強をして、どれほどのモノを知ったとしても、本当によく自己の心を知らないのならば、モノを知ったとはいえない。

自分のことをよく知らない人は、愚かな自己の心を基本として他人をそしり、自分の心にかなった人を好しとして、正直で自分に従わない人を憎み、万時につけ怒りっぽく、自分で自分を苦しめて心を悩ますことは、自分がそれを心得ちがいしていること他ならない。今までの自分が障害ならそれ以外に自己を求めなければならないと思う。

次回に続く・・・。

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