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大きい問題をこなす方法

どうも~理系の助手です~

人生において大きい問題は幾度となく表れると思います。特に今はコロナで世界が大きい問題にさらされていますが、それは今頭の良い人たちや権力を持った人たちに任せて良いと思うのでここでは触れません。

小学校・中学校・高校と人生を進んできた大抵の人、特にこの記事を読む時間がある位暇な人は、大きな問題にぶつかっても自分なりの方法で解決しながら人生を進めているのでは無いでしょうか?

そして大学に進学したとき驚き戸惑いが多発すると思っています。

何故なら突然に自分で考えて様々な問題を解決する様に強いられるからです。

授業のレベルが上がっている事や、課題でいきなり自分の意見を文章にして主張しないといけなかったりと。ちなみに課題で言うと1000文字や2000文字で書けと言われるととても困惑しますし、取り組みたくなくなりますよね。

「何書けばそんなに文字数いけんだよ!」とかよく思っていました。

小中高と学校で特別文章など書く練習や習慣が無いと、大抵の人は文章を書く経験をしてきません。そんなときにいきなり文章かけだなんてむちゃな話だと思います。

そもそも小中高学校ではそんな能力求められませんからね!
・・・(「なのに大学に入っていきなり何も用意できぬまま人生でやったこと無いことやれだなんてムチャブリが過ぎますよね!」)

ちょっと話が偏ってしまいましたが。ここから本題に入りたいと思います。

これまで多くの人が大きな問題にぶつかってきました。それは、人それぞれ大きさは異なれど等しく「めんどくさいな」と思う事態に必ず遭遇するからだと思います。

問題にぶつかってきた分だけ乗り越えた人も多く存在し、解決方法を後の人たちに残そうとする人も当然ながら出てきます。

そしてここで紹介する方法は、最も多用されてきた方法であろう「分割」という方法です。

多分知っている人も多く居るでしょう。しかし具体的にどうやって使うのかや、どの場面で有効なのかをはっきり分かっている人は少ないのでは無いでしょうか?

なので私流ですが、具体的な場面の例を使って解説したいと思います。

ここからはもうなんとなく理解している人は進めなくても大丈夫だと思います。

場面1・大学1年生で初めて文章でのレポート課題を出された。字数は400字で自分の意見をお題に沿って書く。

このとき前提として自分の意見を短いながらも持つことが出来ている場合としますが、200字に分割して2つブロックあると考えてください。

前半は自分の意見を言葉にしたものを、後半は自分の意見の理由・根拠を書くと考える。

1つのテーマに400字で書くのでは無く2つの関連したテーマにそれぞれ200字で書くと変換したのです。

このように考えると少し気持ちが楽になりませんか?

場面2・教職の免許をとる授業で2000字の最終レポートを出された。

この場合は1つ技術を追加して分割を円滑に行います。

その技術の事は「アウトライン」と呼んでいます。2000字という長さなのですから大抵の場合トピックが複数与えられていたり、自分で用意できる場合が多いと思います。そのトピックに仮の簡単な題名を付けて書き出します。

そしてそのトピックスの数分だけ字数を等分してあげます。例えば5個トピックスに分けられたなら1つに対して400字で書けば良いことになります。

こうなれば場面1のようにさらに分割しても良いですし、慣れてきていればそのまま400字書いても良いです。

こう考えれば1つのテーマで2000字だったのが5つの関連したテーマでそれぞれ400字で書けば良いことになります。

この2つが例として目に見えて効果の分かる状況だと思います。これが分かれば分割して物事を考える基礎が出来ると思います。

そしてこの考え方は、実は同時にもう一つの力も養っていると言えます。それは順序立てて物事を考えるという力です。

順序を付けるというのは同時に優先順位を付ける事にもなりますし、同時に1つの問題に集中することにもなります。

人間、複数の問題に取り組むとき同時にこなせるように出来てません。時々同時にいろんな事をしている人も居ますが、それは結果そう見えていたり傍から見たときだったりで、実際はその瞬間1つに集中する事を素早く切り替えていたりするだけったりします。

なのでそういう人は言うなれば、順序立てて1つの事に集中する事のプロなのだと言えるでしょう。

ここで話を少し変えたいと思います。といってもこの記事を書いているアカウント名を見る通り、理系の話をしていないとおもったのでプログラミングについても話したいと思います。

理系の大学に入ってプログラミングをやっている時、今回のテーマになっている力が大きく試されるなと思います。

プログラムを作る際の基本に上から順番にプログラムが施行されるという大前提がありますよね。
この仕組みが正に「分割」「順序立て」「優先順位」「1つに集中」この4つの集合だと言えます。

プロセスを言語化するならば、何かのデータに対して計算で答えを出すとき、順序立てて考えると

note理系の助手㊙︎ノート 2021-02-09 09_36_38

こんな感じになると思います。(大分短縮しましたが)

この中でもすでに残り3つの要素が入っていて、

漠然とした課題に対して分割して何をすべきかを把握する。
         ↓
優先順位を付けて一足飛びにプログラムを書こうとしない。
         ↓
分割したことで1つ1つ集中してステップを踏めばゴールに行ける事を確認出来た。

こんな具合に技を使って頭を整理して考えれば少しは気が楽になって課題に問題に取り組めるのでは無いかなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

2021/02/10
2022/04/07


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