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起業方法なんかじゃなくて、アート的な考えでビジネス始めちゃえば?

何か自分で事業をやってみようか?
と考えることは良くあるのではないか。

でもそこで出てくる問題は、
一体何をしたら良いのか。

事業にできるような革新的アイディアなんて
思い付かないよなぁと思っている人が多い。


なんて言っている私も、いつかは独立したいと思いつつ、ずっと何をすれば良いのか分からなかった。

そもそも、私が考えるような事でお金が作れるか自信もなかった。


まあだからこそ、起業セミナーだの、
"起業のすすめ"的な本が
逆にビジネスとして成り立っている。



ただ、こういった方法で本当に
成功するビジネスなんて思いつくんですかね?
と常々疑問に思っておりました。

だって、ライト兄弟が飛行機を発明した時も、
スティーブジョブズがiPhoneの話をした時も
確かに歴史を学んではいた可能性はあるけれど
「成功する製品を思いつく方法!」
みたいな本を読んだりしていたとは考えづらいですし。

そこではっと気がついちゃったんです。
"どうやるのか"じゃなくて、"物事をどう見るのか"っていう問題だ!と。


物事を「そういうもの」としてみるのではなくて、ある意味子供の頃の自分に戻ってみて、「自分にはどう見えるのか?」という視点で見てみる。


そう考えてみると、まあ確かに空は飛びたいし、携帯はより直感的に操作したい - なんのことなら、頭の中で思うだけで文字を打てるようにすらなってほしい。
(イーロンマスクがニューラリンクを開発してるのは同じことを思ったからかも?)

本当はみんな、「本音ではこう思ってるけど」という思いを持っているもんなんじゃないでしょうか。

まあでも世の中そんなもんだしなー、なんて考えてません?
私は少なくともこうやっていろいろ諦めてました。


でもそんな中、ある時アートの面白さに触れ、なんでアートが面白いのかを考えてみたんです。

至った結論は、「こういうもんだ」論をかなぐり捨てて、「自分にはこう見えるのだー!!」と言ってそうなところが面白いんだということ。


そして次に気がついたものは、アートって割と全てジョークで、しかも世の中割と全部そのジョークで出来上がっている。


だって、Wi-Fiなんかもちょっと前の世の中だったらかなりのジョークだったと思うんです。
誰かがきっと、「このさー、ケーブル繋がないとインターネットに繋げないの面倒だよねー、なんかこの空間にラジオ的な感じでネット環境作っちゃってさー、ケーブル要らなくなれば良いのにねー」って言って、周りの人に「何言ってんだお前、面白いな」って言われたと思うんですよねぇ。
空想ですけど。

空想だけじゃなくて実例として、第一次世界大戦後にドイツで14年間だけ設立・運営されていたバウハウスという美術大学について少し話そうかと。

この大学では、美術だけではなく音楽や演劇などもカリキュラムに入っていて、「とにかく思い立ったらやってみてしまえ!とにかく外で踊ったり遊んだりしながら思考を開放してみよう!」みたいなヒッピー的な感じで枠に囚われない思考を大事にしていたそう。

まあこんな半分遊びみたいな中から、現代のIKEA的なモダンデザインが出てきたんです。

まあこれも、ジョーク的な流れから今のデザイン全般に影響を及ぼすものが出てきたってかんじです。


で、割とこんなジョーク的な感じでビジネスが作られて行って、世の中発展してきたんじゃないかと。


で、です。
あれっ思いついちゃった?ってなったんですけど。
自分が興味持った分野を、自分自身の自由な目で俯瞰してみたら、ビジネスって割と簡単に思いつくかな?と。

私自身はずっと情報雑誌だのウェブマガジンだのが好きだったので、ふーっとメディアの分野を俯瞰してみました。

そしたらまあメディアの分野ってオンラインメディアが増えたのもあってカオス状態なんです。

で、企業はどのメディアを選べば良いのか混乱状態。
広告代理店も、全てのメディアを細かく見るだけのパワーも時間もない。

あっ!ってなりますよね。
オンラインメディアだけの分野に特化し、メディアの選定を手助けするプラットフォームやコンサルに需要あるねって。


ここで、例えば最初に「あー、広告ってでも大きい代理店がやっちゃってるもんなー、代理店がそれはやるもんだし」っていう「そういうもん」論が出てしまうと、ビジネスは思いつかない。 


でも、「私にはこう見えるし、こうだったら良いのになー」的な感じで考えを広げれば、いくらでも思いつく。

こうやって、自分の思いを大切にした上で始めるビジネスが、本当に成功する世の中であって欲しいな、と言うのが私の最終的な思いです。


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ちょこっと筆者の自己紹介 | 今の「面白い」を伝えるメディアデザイナー


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