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共感コミュニケーションのすすめ
共感=心も頭はつかわず、ただそこにいてほほえみをもって相手の話しをきく。同感、アドバイス、そして反感する必要もない。相手を変えようとする必要がないから、ほんとにそこにただいるだけ。
共感コミュニケーション(NVC)を知ってから、人との距離のとり方がやっとわかるようになった。
「わたしのこと好きなら、もっと○○してよ!」という欲求がすこぶる強かったから、家族や友達にとても迷惑をかけてきた。そして離婚もしたし、子育ても難航していたコロナ前までのわたし。
コロナが始まって、
Clubhouse というアプリで声だけのコミュニティが作れるようになって、表情、容姿やたたずまいを気にせず、自分の想いや、考えをもつことの大切さ、そして「このまんまの自分」を表現することができるようになった。そして話したくない時は、無理に話さなくてもよいと気づけた。ただそこにいるだけで心地よかった。よくみんなの声を聴きながら寝落ちしてたな。
声色の面白さをすごく感じて、AuDeeという自分ラジオに挑戦。自分の声を聴くと恐ろしくなったけれど、だんだんと聞いていくうちに、「これもわたしなんだ」とあきらめることができた。そして、自分の想いをもっと表現して伝えていきたいと思った。
わたしの目指している保育園は、「あなたはそのままでいいのだ」という空間をつくること。同感、アドバイス、反感のない、シェルターのような場所。人はコミュニケーションをとらないで生きてはいかれない。そして感情と思考でそのコミュニケーションを理解し、成り立たせようとするから、人間関係が複雑になる。
そんなときはまず自分にたちかえることが大切で、そのためには誰かに共感してもらうことがすごく有効。
人(相手)は変わらない。相手が子どもでも大人でも変えられない。
変えられるのは「自分」だけ。
自分のご機嫌は自分しかとれない。
ということは、
自分のご機嫌は自分でとっていいのだ。
まず自分に共感ができるようになると、自然と相手にも共感はできるようになってくる。その相手が好きでも嫌いでも関係ない。
酸素マスクは自分から着用してね。と飛行機でアナウンスがあるように。まずは自分を救出すること!そこに罪悪感なんていらない。
当たり前のことだから。
コロナが普段の生活に溶け込んでくる5月
再び、容姿や表情やたたずまいを交えたコミュニケーションをとっていくことが増えていくとは思うが、以前とは違った新しいコミュニティが生まれてくるはず。
その時に必ず共感コミュニケーションはもっと大切になる。
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