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教員からカウンセラーになった私が、「教員」という仕事を考えてみた


最近お会いした方から
どうして教員を辞めたんですか?」
「教員に戻りたいって思うことありますか?


こう聞かれることがありました。
確かにじっくりまとめてみたことがないなあ。

そして教員を目指している方、いろんな働き方を模索されている方の参考になるかも。そんな気持ちでこちらの文章を書いています。

改めて教員という立場を離れてみて、学校について今どう感じているのかを綴ってみます。

この記事はこんな方に向けてお届けします

・教員の仕事に興味がある学生や社会人の方
・現在教員をされていて、セカンドキャリアを模索されている方
・カウンセラーの働き方に興味を持たれている方

少しでも私の経験談や所感がご参考になれば嬉しいです。

教員から離れて今思っていること

ここまでの経緯

10年以上中学校の現場で国語や特別支援の領域で仕事をしてきました。
今は学校でカウンセラーという立場から小学校や中学校と関わっています。

教員だったときは「当たり前」だと思っていたこと。
見えていなかった景色。感じなかった音や色。

そして教員ではできない仕事や立場の限界。
プライベートや子育てとの両立。
自分らしくあるために。
そして自分らしくこれからも生きていきたい。
自分のありとあらゆる可能性やチャンスを信じていきていく。

「やりたいことを全部やる人生」
これが私が大切にしていること。

そう感じたからこそ、違う立場から学校と関わろうと決め、資格をとりカウンセラーになりました。

まだカウンセラーとして働いて数ヶ月ですが、カウンセラーという仕事の限界もあると思います。
教員という立場だからこそできることもたくさんあります。

そんな中で感じている2つのこと。
まとめてみようと思います。

学校というお芝居の主役は、「先生と子ども」

この数ヶ月思ったことがあります。
それは「学校の主役=子どもと先生」であるということ。

もし学校が一つのお芝居であれば、間違いなく主役は「子ども」であり、「先生」です。特に担任の先生は先生の中でも、特別な関わりをしていると思います。

学校には校長先生や教頭先生はじめ、用務員や事務員、給食関係の方、カウンセラー、図書館司書など、本当にありとあらゆる役割の方がいます。

その中でも主役は「子どもと先生」
他の方々はとても大事ななくてはならないお仕事ではありますが、サポーターなのだと思います。

主役だからこそできることがある。
その分、大変なこともしんどいこともある。
達成感も充実感もある。葛藤も人一倍ある


なんだかお芝居も同じなのかなと思います。

どの立場でお芝居と関わりたいのか。
どの立場でお芝居を演出したいのか。

今私がやっている仕事は、お芝居で言うところの「黒子」のようなもの
目立つことはないけれど、影で支えるお仕事をしています。

どの立場が、どの関わりが自分に向いているのか。
そもそもお芝居をやりたいのか。
そんな自分への問いかけがあるのではないでしょうか。


少し子どもと距離を置いているからこそわかることがある

そして黒子になったからこそ、わかったことがあります。
それは「子どもを長い目で見られるようになったということ

少し子どもと距離があるからこそ、できるようになったことなのだと思います。

担任として眼の前の子どもが困っていたら、保護者が苦しんでいたら
責任を感じて、「今すぐこれをなんとかしないと!」となっていたと思います。

今は先生方にもこうやってお伝えすることが増えました。
「子どもは変わります。成長を見届けましょう。」

これは立場が変わり、毎日関わる仕事ではなくなったからこそ、できるようになったことだと思っています。

そして学級担任や先生方と関わらせていただく際に、子どもや学級の中で起きている「良い変化」を事実をもとにしてお伝えするようにしています。

そうすることで先生方も客観的な視点が入ってきて、なんだか安心されていらっしゃるように思います。

これも立場が変わったからこそできることだと思っています。

まとめ

教員を離れたからこそ、感じる寂しさやもどかしさ。
いかにこれまで自分が恵まれていたかを感じます。

改めて今まで教員時代に関わってくれたすべての先生方や学校関係者の方々へ、感謝の気持ちでいっぱいです。

私は自分の中で決めていることがあります。
それは「自分のやりたいことを叶える」人生にするということ。

もし悩むことがあったら、悩んで悩んでそれでも「やりたい」ことを自分に選んであげたいと思って生きています。

ただ学校は好きなので、これからは立場を変えてカウンセラーとして学校に関わっていこうと思います。

同じ学校とはいえ、立場が変わったので、それはそれはありとあらゆることに不慣れで、まるで初任者研修のときのような毎日です。

坂道を転げるような失敗をしたり、そもそもころんだことにも気づかなかったり。

ぐじぐじしたり、自分を見失いそうになったり。
それでも前を向いて、自分の思う方向になんとか進んでいこうとしています。

ときにそれは苦痛を伴うこともあります。

「こんなはずではなかった。もしかしたら教員を続けていたほうが…」と一瞬頭によぎったこともあります。

決断するということは「決めて断つ」と書きます。
他の選択肢を捨てて、この選択肢に決める。

勇気もいるし、プレッシャーもかかると思います。

とどまっても良いし、悩んでも良い。
どんなときも自分の味方でありたい。
私は今そんな中にいます。

一緒に進んでいきましょう。
そして一緒に人生という大きな船旅を歩んでいきましょう。

教員を離れようかと考えているあなたへ

今この文章を読んでくださっているあなたはきっとどこかで教員としての自分のキャリアや今後を心配されていらっしゃるのではないでしょうか?

私も長く教員としてのキャリア、結婚や出産といったライフイベントに悩んだことがありました。

そんな私だからこそお力になれることがあると思います。

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