採用も広報も未経験の私が、採用広報プロジェクトマネージャーになるまで
みなさん、はじめまして。GMOアドパートナーズで採用広報を担当している村田です!
今回が個人アカウントで更新する記念すべき1本目の記事です。これまでGMOアドパートナーズ公式noteを更新していましたが、今後は個人のアカウントでも更新していきたいと思っています。
個人アカウントでは私が日ごろ想っていることをつらつらお伝えする場にできたらと考えていますのでよろしくお願いします!
1本目となる今回は、私がプロジェクトマネージャーをつとめる採用広報について語ってみようと思います。
採用担当に異動してみて
今の採用戦略部に異動して今年の4月で丸1年が経ちました。
私は、2015年にGMOアドパートナーズの新卒として入社後、GMOアドマーケティングで5年間営業を経験しました。
GMOアドマーケティングは約100人の組織ですが、営業・コンサルタント・エンジニアとさまざまな職種のメンバーがいたので営業以外でもいろんなことを学ぶことができました。
お客さまにも恵まれ、念願だったチームリーダーも任せていただき、楽しく働いていました。しかし、30代を目前に「私って何ができるんだ?」「どうなりたいんだ??」と自分のキャリアについて考えることが増え、入社6年目の4月にGMOアドパートナーズ 採用戦略部で経験を積むことを決意。現在はGMOアドマーケティング 社長室とGMOアドパートナーズ 採用戦略部を兼務しています。
採用戦略部のプロジェクト制
採用戦略部は私を含め、正社員4人、派遣社員2人、あわせて6人の部署です。私たちの部署では採用活動において各フェーズに合わせた大切な項目を4つに切り分け、プロジェクト制を取り入れています。
そして、それぞれのプロジェクトに責任者をつけ、PM(プロジェクトマネージャー)として旗振りをおこなっています。
採用広報を進めるポイント
採用広報プロジェクトのPMに就任した私ですが、SNSはプライベートでInstagramしかやったことない人間でした。
そんな私が「なぜ採用広報プロジェクトのPMに就任できたのか?」自分なりに分析してみようと思います。
①テーマは採用情報の絨毯爆撃
まず、1年前のGMOアドパートナーズは「人」「環境」「キャリア」など、会社の魅力はたくさんあるのに、情報が表に出ていませんでした。
SNSは更新が止まり、採用サイトは何年も前のインタビュー記事を掲載、現場メンバーのリアルな話を知る場がない、など課題が山積み。
一方、世の中的には、TikTokやYouTube、LINE公式アカウントなど、求職者に向けて情報発信できるツールがたくさん増えていました。
私たちも採用情報をいろんな場所から発信して、「たくさんの人にGMOアドパートナーズの魅力を伝えたい」という想いから「採用情報の絨毯爆撃」というテーマを立て、プロジェクトを推進しました。
当時の思いはこちらの記事からもご覧いただけます(笑)。
②どんなことでも継続は力なり
採用広報プロジェクトのメンバーとして私が特に重要視したことはこの2つです。
・どんなに忙しくても更新は止めない
・新しいSNSは全て開設して使ってみる
深夜2時に会社説明会を開くことはできませんが、noteやWebサイトの情報は私たちに代わって深夜でも説明してくれます。
「たくさんの情報をいろんな場所から継続して発信する」言葉にすると簡単ですが、続けることはなかなか難しいものです。でも「ここで止めてしまったら全ての努力が無駄になる!」そんな思いで最初はどんなに忙しくても時間を割いて情報発信に努めました。
③とにかくなんでもやってみる
先ほどお話ししたとおり、私はInstagramしか使ったことない人間でした。採用担当になって初めてTwitterを開設し、Twitterを通じた世界の広さを知りました。
そして、いろんな企業のオウンドメディアやnoteを拝見しながら文章を書くことについて勉強し、noteの記事もなんとか書けるようになりました。
最先端の採用活動をしていくために、TikTokやYouTube、Clubhouseを活用した広報活動なども挑戦してみました。
インターネット広告業界は、変化の激しい業界です。私たち採用戦略部も業界の変化に置いていかれないよう、最新のSNSは全て開設することにしています。TikTokの難しさも体感しました……(笑)。
右も左もわからないところから私が採用広報PMに就任できたのは、これら3つのポイント、「情報の絨毯爆撃」「継続する」「なんでもやってみる」を実現したからだと思います。
プロジェクトマネージャーとして
つづいて、私がPMになって実際に何をしているかもお伝えしたいと思います。
採用広報のプロジェクトチームは立ち上げから現在まで3人で進めています。私はプロジェクトの旗振り役として「各SNSの管理」「更新スケジュール管理」「採用広報の目標設定」などをおこなっています。
採用広報のPMとして、私が決めたことをご紹介したいと思います!
①採用広報マトリックス
まずはじめに、各SNSを活用しながら「どこでどんな情報を発信していくことが求職者に刺さるのか」たくさん考えました。また、今転職を考えていなくても、タイミングが来た時に「第一想起してもらえるような会社とはどんな会社か」と考えました。
各SNSの特徴を考え、決めたマトリックスがこちらです。それぞれ異なるユーザーに対して、どんなコンテンツを届けるべきか考えながら発信してきました。
note・・・・・・・選考過程で伝えきれない情報を伝える
Instagram・・・・人や環境を写真で伝える
Twitter・・・・・・速報性のある情報(社内イベントや求人情報)を伝える
YouTube・・・・・企業ブランド向上につなげる
TikTok・・・・・・リアルな人柄や雰囲気を伝える
Clubhouse・・・・現場の生の声を届ける
LINE・・・・・・・定期的に想起してもらう場にする
②発信していくテーマ
情報発信していく上で、必要なコンテンツのテーマも決めました。「私たちが届けたいコンテンツ」と「求職者が求めているコンテンツ」が何かを考え、決めたテーマです。
今のGMOアドパートナーズは、1年間、noteや各SNSを活用してやっと、上段の「金銭的価値」「キャリア的価値」「環境的価値」「文化的価値」が網羅できる状態になったと思います。
これからは、情報発信の第二フェーズとして、下段の「経営的価値」「成長的価値」「人財的価値」「技術的価値」をより注力して発信していきたいと考えています。
③コンテンツの質を下げない
採用広報のプロジェクトメンバーはみんな、通常の採用活動と並行しながら広報活動を継続しています。毎日が選考調整や面談など慌ただしい中ですが、採用広報も大切なメイン業務として進めています。
noteは文章を書くにあたり、企画から記事を書くまでそれなりの時間がかかります……。そんな中でチームとして決めていることは「コンテンツの質を下げない」です。
特にnoteの質を下げないために具体的にやっていることをご紹介します。
1)毎週30分間の定例MTGを実施
企画を考え、全員が納得するコンテンツのみを作成しています。
2)記事作成後は全員で校正
全記事、校正から最終チェックまで3人でおこない、公開前に必ずプロジェクトメンバー全員で確認しています。
3)記事は1人2本以上
プロジェクトメンバー3人いるので2本以上書ければ月6本のコンテンツを出すことができます。
この3つを最低限のルールとしてnote更新を継続しています。
はじめはたくさんルールを考えていましたが、ルールが多いほど進まないものです……。少なくとも軌道に乗るまでは、プロジェクトメンバーは最少人数で最低限のルールにすることがプロジェクトを成功させるポイントだと思います。
新しいことに挑戦してみて想うこと
今回noteを書きながら、採用も広報も何もわからなかった私が、一から採用広報に携わり、PMを任せてもらえるまでに成長したんだな……と改めて実感することができました(笑)。
noteを継続してきて今1番嬉しいことは、入社承諾される方のGMOアドパートナーズ公式noteの認知度が100%ということです。
「noteを見て〇〇がいいなと思って入社を決めました!」「noteに出てた○○さんの話を見て一緒に働きたいと思いました」と言ってくださる方が本当に多いんです。とても嬉しいことです……。
採用広報は周りの理解や協力がないと継続していくことはなかなか難しいと思います。今ではなくてはならない存在になっていますが、立ち上げ当初はやはり大変でした。
私たちは、採用広報を進めるにおいて「工数」というワードを禁止しています。やること全てに意味があること、と認識をすり合わせた上でプロジェクトを進めているのでここまで成長できたと感じています。「工数」を言い訳にするのは絶対禁止です(笑)!
採用広報プロジェクトとしてはまだまだやりたいことがたくさんあります。正直、なかなか手が回らない部分もあります。ですが、最低限のルールを守りつつ、今後もGMOアドパートナーズ・GMOアドマーケティングという楽しい会社をたくさんの方々に知っていただきたいです。
これからも情報発信を頑張っていきたいと思いますのでぜひ応援のほどよろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
7月28日、note株式会社さま主催のイベントに登壇することになりました!興味のある方はぜひ参加いただけると嬉しいです。
🟢登壇イベント 〜仲間と働き方を伝える採用広報〜
🔵GMOアドパートーズ公式noteはこちら
🟡私たちと一緒に働く採用担当募集中
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?