壊れた二人
いつから壊れてしまったのだろう。
あなたに会う約束をしたその日から、
会うまでの間の時間さえ愛おしかった
あの感情はもう感じられないの?
何を恋とか愛っていうのだろう。
寄り添っていたい、側にいたい。
ただそれだけだったのに。
許しても、許しきれない。
彼を許してしまったあの日から私は汚れている。
好きだから許そうと思った。
憎しみと愛しさが混合した。
洗っても洗っても消えない。
血が滲む。
私に許された彼は血の中で生きていく。
二人とも壊れていく。
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小説のイメージに合った画像をピンタレストより引用させて頂きました。
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