![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112338733/rectangle_large_type_2_3a9afc2b1208bce20cb294a767332059.png?width=800)
作りたいから無理やりクッキーを作る
ここ最近お菓子作りや料理が失敗続きである。
パウンドケーキを焼いたらパサパサだし、プリンを作れば蜂の巣のようにボコボコ「す」まみれ。
最近はご飯を炊くこともままならない。炊飯器さんにお願いしているけれど、水の量なのか古い炊飯器の調子が悪いのか(実際炊くとき水蒸気まみれになっている)炊き上がったご飯がやわらかくてベシャっとしている。なので初めてストウブで炊き込みご飯を炊いたら、それもまたうまくいかずこっちでもベシャっていた。
こうも続くとやはり楽しくない。つまらない。
この物価高の中、我が家の貴重な食料を使って作ったものが美味しくないなんて、がっかりだ。しかも美味しくないなあと思いながら何日か食べないといけないのだ。
やはり何事もモチベーションというか、今日は何を作ろうか、何に挑戦してみようかという前向きな考えは成功体験から来ていると思う。そうでなければ義務みたいなものだ。
このままでは笑顔もなく、ただ食料を消費し無表情で摂取する人生になってしまう(大袈裟)。
そこで無理やり成功体験をねじ込むことにした。
私が簡単に作れて成功しつつそこそこ労力のかかるもの「米粉のクッキー」を作った。
最近作るようになった米粉のクッキーはとても簡単だ。
材料さえ揃っていればすぐできる。
この本を参考にしている。
米粉はとても扱いやすい。小麦粉と違って混ぜすぎてグルテンが〜とか考えなくていい。
ふるう必要もないし、洗い物がサラサラ〜とできてお菓子作りでありがちな「いろいろ考えて」「細かく管理」する必要がほぼない。楽ちん。
さらに小麦粉を食べすぎるとお腹が痛くなりやすいので、グルテンフリーがとても良い。
早速クッキーを作る。レシピ通りに混ぜて焼くだけ。ちょっとベタついてるかなと思ったら適当に米粉を足す。あとチョコチップを入れたら間違いはない。なんとかなる。
焼いているといい香りがしてくる。バターを使っていないのであの幸せなふわ〜とした香りとは違う、香ばしい粉の美味しい香り。
焼き上がると早速ひとつつまむ。アツアツを食べることができるのが手作りの醍醐味だ。やけどしそうに熱くてハフハフなりながら口の中でクッキーがばらける。ほわっと美味しい香りと味がする。
ふふっ。これを私は今生み出したんだ。
1時間前にはこの世になかったこれを、私が作りました。天才かもしれません。
しかもお腹も痛くならないんですよ!サクサクほろりなんですよ!
えへへっと1人で思う。
さあ、今日は何を作ろうか。
サポートしてくださればとっても嬉しいです!