「書く」ってうつにもいいのかも

書くようになって不調になることが減った気がする。

書き始めたのはだった。
私が1番不調になる季節。
めっちゃくちゃ調子が悪くて起き上がれず、布団にもぐって泣いていた。

頭の中がぐるぐるといっぱいになって、このままではおかしくなると思った。私には何もないはずなのに、空っぽなはずなのに、何かがいっぱいで、どうしようもできなくって涙がでる。

だから布団の中でスマホにいまの気持ちを書き殴っていた。絵を描くのは起き上がらないといけないし、布団にもぐって、ただスマホに文字を打つしかできなかった。

毎日毎日。
・今日も寝ていて何もしてないこと。
・病院に行く日に出かけるとその日はちゃんと理由があって生きたと感じてうれしかったこと。
・毎日ごはんを作っている自分がえらいと思ったこと。
・それでも、消えたいと思うこと。
・冬が明けることを感じ、このドン底が必ず明けると知ったこと。

悲しさと怒りと少しの希望。


それをnoteに書いたり、書かなかったり。
あとから読むと、まるで私じゃないみたい

でも数ヶ月前にそこに確かにいた私。そして数ヶ月後にはまた来るかもしれない私


書くことは私にとって整理することなのかもしれない。
ぐちゃぐちゃの頭の中をとりあえず外に出す。
ただ自分のために。自分が助かりたいから。

でもきっとそのときの自分だけでなく、未来の自分のためでもある。それを知ったのも最近だ。

書いたから、残って、知った


気づけば、その冬から何ヶ月も書いている。毎日ではないけどたくさん。

調子が悪いときも、楽しいときも、ちょっとグチりたいときも。


書くと、頭から出ていって、また新しいものが入ってくる。それをまた書いて、また出して。
頭がいっぱいじゃなくて、空っぽでもなくて、スポンジみたいな吸収できるものがあるような。
さやさやと空気が通っている感じ。

それがここちよくて、今日も書きたい。
これからも。できたらずっと。


おわり



冬に書いてたものをまとめたもの


創作大賞に応募した渾身のうつのはなし

いつもありがとうございます!