僕が髪を伸ばす、とんでもない理由(僕の目標の一つ)
僕は今年の5月まで短髪でバキバキに決めたモヒカンでした。
しかし5月以降1回も髪の毛を切っていなくて、かなり伸びて来ています。
ロングは絶対にありえないと言っていた僕ですが、伸ばさないといけない理由ができました。
今日はその思いを紹介したいと思います。
師匠である散髪のおっちゃん
僕は大学1年生の頃から6年間ほど散髪をしてくれていた美容師のおっちゃんがいました。
その人は実はすごい人で、美容師以外にも会社をいくつも経営し、億を稼ぐいわゆる成功者と言われる人でした。
おっちゃんの人生は遥かにぶっ飛んでいて、テレビやメディアに出てもおかしくないレベルです。
絶対に一瞬でバズるエピソードばかりでした。
そこで毎月散髪の時間は
・ビジネス
・生き方
についてたくさん教えてもらいました。
師匠と題名しましたが、僕が勝手に思っているだけです。
そんな師匠は散髪をしていた当初から
「里都君は成功者と似た雰囲気を持っている。」
と言ってくれていました。
僕は成功者にそう言われたことが初めてだったので、本当に嬉しかったです。
人間性も人生も生き方も全てが僕の理想の姿に限りなく近く。
心から尊敬していました。
突然の別れ
しかし、師匠は20年来のビジネスパートナーに裏切られ、会社を全て無くしてしまいます。
そして運の悪いことに、美容室関係でもトラブルがあり美容院を閉じることになりました。
億を超える資産も全て無くして、一文無しになってしまいました。
たまたま美容院に行ったら、いきなりその話をされてびっくりしました。
僕が予約を取った日はたまたま最終日の1日くらい前だった気がします。
でも師匠は「ここからまた這い上がる」と言っていましたし、もちろん「そうするだろう」と僕も思っていました。
そして「6月末からまた再開するから、また来てくれ」と言われました。
「もちろん行きます!!!」と言いましたが
そこから連絡が来ることはありませんでした。
僕の後悔
最終日も「なんかあったらすぐ連絡ください!なんでもします」と
「一緒に仕事がしたいと思っています」とも言いました。
本当にお世話になった分、恩返しがしたかったのと、いろいろ学びたかったからです。
ここまで言えたのは良かったのですが、最後別れ際に師匠が
「いつも(頑張ってね)と俺が言ってるけど今回は俺が頑張るわ」って言ったのに対して
「はい、マジで頑張ってください」って言いました。
そう言って2、3歩歩いた後に「うわ、(一緒に頑張りましょう!!)って言えば良かった」と思いました。
振り返ってみると師匠の姿はありませんでしたが、「まぁまた会えるだろう」と言い直さずに帰りました。
しかし、やっぱり後悔するのが嫌だったので退去すると言ってた日に車で1時間かけて美容院まで行きました。
しかし、もうその場所はもの抜けの殻でいくら待っても合うことはできませんでした。
最後に「一緒に頑張りましょう」と言わなかったことを後悔しています。
僕の目標
師匠は最終日も僕の具体的なスキルも含めてめちゃくちゃ褒めてくれました。
そして最後に「俺なんかよりもっと稼げるようになる、頑張れ」と言ってくれました。
「確か6年前もそう言ってましたよね?」というと
「じゃあ、6年間変わらずそう思っとるってことじゃない」と言ってくれたのがマジで嬉しかったのと同時に、プロ野球選手にもなれなくて何も成し遂げていない今の自分に怒りと情けなさを感じました。
だから俺は本当に成功して師匠以上に
・稼いで
・人間力も上げて
・人生経験を積んで
また、会いに行きたいんです。
多分僕が成功して有名になれば絶対に見つけることができるはずです。
そして再開した時に言いたいんです。
「師匠の期待通り、俺はここまで来ました」と。
「師匠の目は間違ってなかったですよ!」と。
「これからまた何か一緒にやりませんか?」と。
そして髪の毛をまたイカツイ短髪のモヒカンに切ってもらいたい。
その時まで僕は伸ばし続けることはできないが、ロングのままでいる。
師匠、俺頑張るよ
noteでもたびたび言っているかも知れませんが、また今回話したくなったので紹介してしまいました。
師匠が最後に言っていた言葉がずっと僕の心の中に刺さっています。
「(頑張れ!)は他人じゃなく、自分に言う言葉」
師匠とまた会える日を綺麗事で終わらさず、ちゃんと実現させます。
師匠、僕もいつも自分の心に囁いてますよ。
「俺、頑張れ!」って
絶対に成功してまた会いに行きますから👍
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