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気になる回からでOK!Netflix「ブラック・ミラー」おすすめ回を紹介する

巣ごもり生活の供でおなじみのNetflixですが、オリジナルシリーズの中でも人気の高い、「ブラック・ミラー」(配信中のS5まで)のお気に入り回を纏めておきたいと思います。

▼はじめに:ブラック・ミラーって?

『ブラック・ミラー』(英: Black Mirror)は、2011年から放送されているチャーリー・ブルッカー(英語版)によって制作された英国のSFテレビアンソロジーシリーズであり、特に新しいテクノロジーがもたらす予期せぬ結果に関連して、現代社会を描くダークで風刺的テーマを中心としている。エピソードは1話完結の作品で、通常は異なる現代や近い将来が舞台である。
出典:ブラック・ミラー - Wikipedia

というわけですが、わたし的に特徴をまとめると以下。

・基本的に後味が悪い。世にも奇妙な物語っぽいと言われている。
・1話完結型。どこからでも観始められる。
・未来過ぎないSFがかっこいい。同時に本当に起こりそうな怖さがある。
・英語の勉強にも!イギリス英語が学べる。

複数シーズン配信されていると、こんなにあるのか・・と身構えちゃうこともあるかと思いますが、1話完結なのが嬉しいところ。気になった話だけ観るも良し。早速おすすめ回を紹介します。

▼とにかく胸糞悪いに尽きる1話目

S1 国家 | The National Anthem

イギリス王妃が誘拐され、首相に対してトンデモな脅迫が届く話。S1の1話目でこれが来るということは、もう試されているとしか思えない。ここでブラックミラーに篩にに掛けられ、続きの回を観れる器かどうかが決まるのです。というのは冗談で、ブラック・ミラーらしい話ですが、インパクトが強いので単純に好き嫌いが分かれそう。

▼故人を真似るサービスって実際に出来そう

S2 ずっと側にいて | Be Right Back

死んだ恋人と擬似体験ができるサービスにハマっていく女性の話。こういうサービス、すぐ出来そうな気もするけど考えさせられるストーリー。死んだ恋人役には「アバウト・タイム」や「ハリー・ポッター」シリーズで有名なドーナル・グリーソン。作中で、Bee Gees の How Deep Is Your Love が流れるのが良かった。大好きな曲です。

▼素敵過ぎてため息。時間も空間も超えたラブストーリー

S3 サン・ジュニペロ | San Junipero

前述の通り、ブラック・ミラーのエピソードは基本後味が悪いです。しかし!これだけは別格。ヨーキーとケリー、二人の純粋な恋愛模様もさることながら、80s〜00sと時代を行き来する話なのでそれぞれにあったファッション、音楽も注目です。ストーリー、映像、音楽と多幸感に溢れる作品なので、ぜひ、みて!!

▼1時間とは思えない仕上がりのストーリー

S4 クロコダイル | Crocodile

成功した建築家が過去のひき逃げ事件をきっかけに罪を重ねていく話。観終わって、本当に1時間だった!?と思うような内容の濃さです。ザ・ブラック・ミラーな作品。建築家の設定だけに、出てくる家がおしゃれ。

▼他エピソードへのオマージュたっぷりの作品

S4 ブラック・ミュージアム | Black Museum

これは先に観ずに後に取っておいて欲しいエピソード。なぜならば他のシーズン、エピソードへのオマージュたっぷりの内容だから。あ、これはあの話に出てきた・・!?とにやりとしてしまうシーンばかりです。「胸糞悪い」と「スカっとする」を兼ね備えたストーリーで、単独でも文句なしの面白さです。

▼坂本龍一氏が音楽を手掛けるサスペンス

S5 待つ男 | Smithereens

SNS依存をテーマにした誘拐サスペンス。音楽は坂本龍一氏が手掛けていることでも話題になった作品。従来のブラック・ミラーらしいじわじわした嫌らしさは欠ける気がしますが、現代風刺的な内容で面白い内容。

▼番外:結末は自分で選ぶ時代

ブラック・ミラー: バンダースナッチ

ブラック・ミラーシリーズのスピンオフ的作品。驚くことに、ストーリーの途中で視聴者が選択肢を選ぶことによってその後の展開が変化していきます。映画/ドラマとゲームの中間的作品ともいえるでしょう。「デトロイト」や、「ミッドナイト」でも注目のウィル・ポールターがなんともいやらしい役を演じているのも見応えありました。

▼まとめ:まずはサン・ジュニペロからがおすすめ

定番の「サン・ジュニペロ」は害もなく(笑)間違いなくおすすめしたい作品。それ以外のエピソードにもハマったらもうブラック・ミラーのの虜です。新シーズンを心待ちにしつつ、巣ごもりNetflix生活を充実させましょう。

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