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育休日誌vol.1 なぜ育休を取得したのか

4月中旬に第2子が誕生するにあたり、2022年4月1日〜9月30日の半年間、育児休業を取得することにしました。
このnoteでは、その半年間の記録をしていきたいと思います。
半年間の中で、自分の思考や行動がどのように変わっていくのか、自分でも想像ができませんが、自分のためになるべくリアルタイムに、包み隠さずに書いていこうと思います。

実際まだ第2子は生まれていませんが、「育休」自体には入っています。
つまり今は準備期間。
そんな取り方になったことも後々書こうと思います。

まず最初は、なぜ育休を取得しようと思ったか。
それについて書きます。

理由はシンプルに「自分のため」です。
妻のため、子供のため、色々ありますが、全て「自分のため」に帰結します。
批判も来そうですが、しょうがない、事実です。

そもそも一人目の時には、通常に付与される連休を普通に1週間使っただけでした。
退院日から1週間。
やったことと言えば役所の手続きと買い物、くらい。
あとは我が子をひたすら愛でただけ。
本当の地獄は、1週間後より後に来ることなんて想像もせずに、さらっと仕事に復帰しました。
その後の地獄に対しては、「自分は仕事をしている」という免罪符を勝手に発行して、見て見ぬふりをしていたように思います。
自分の時間を一切持てず、疲弊していく妻。
自分は仕事をして、疲れたらコーヒー飲んでスマホいじって。
帰ってきたら可愛い息子の寝顔を見てホッコリして。
いいところしか味わっていなかったです。だって仕事してるんだもん。

しかし遂に限界を迎えた妻に、静かに怒られ、そこからは心を入れ替えました。
このままではいかん。家族としてこれから先やっていけなくなる。。
出来ることは率先してやり、妻に自分の時間を作ってもらえるように努力をしました。
しかしそれは妻がまだ育休中の話。
育休が終わり職場に復帰し、息子が保育園に通い始めてからがさらに本当に地獄でした。
ガフの扉は、今開かれた。

もうね、地獄ですよ。
朝。
息子は起きねーし、Youtubeに夢中でご飯食べるの遅いし、妻は準備でバタバタするし、自分は比較的出勤時間に自由がきくので、送りとか朝の家事とかやってましたが、もう仕事に行こうとする頃には疲弊。
時短で保育園に迎えにいくのは妻。
そこから夕ご飯の買い物、準備、風呂、寝かしつけ。
自分が帰ってくるともうHPゼロの状態。機嫌悪し。そりゃそうだ。。
でも自分も自分でHPはゼロなんですよ。
それはお互いに分かっているので責められず。
責められないからこそ、疲れもイライラも溜まる一方。
ただハッキリ言って一番疲れているし大変なのは100%妻なわけです。
相変わらず自分の時間を持てない。
スマホをチラッと見る時間も無い。
自分も土日、一人保育の時には激しく実感をしていました。スマホなんて見れないし、見ていても息子が「こっち見て!!」って言ってくる。
昼寝の時間だけが自由時間ですが、平日の疲労でこちらも同時に昼寝してしまうので、結果何もできず。
休日も稼働している会社なので、メールやチャットがガンガンくるけど、それを対応することもできないし、したくないし、でもしなきゃいけないこと時もあるし。。
要はストレスフルです。
それを平日全てやっているのが、妻です。ママです。
そんな大変なことある!?
本当に感謝しかない。

でも、一方でこちらも仕事から帰ってきてから、その申し訳なさからめちゃくちゃ気を使うのも事実。
「オレだって仕事している」は禁句だし言うつもりもない。
ただ、それでもオレだって疲れている時はあるんだと。
死んでも言えないけど、思ってしまうタイミングもある。
自分の会社に無理を言って、出勤時間を遅くしたり土曜日休みにしてもらったりもしている。
わがままを聞いてもらっているからこそ、休みの日でもメールの対応はできる限りしようと思っている。
だから、自分も疲れているんだよ。。

そしてふと思った。
なんて不健康なんだと。
育児がこんなに不健康でいいのか。
無理をしないといけないのか。
もっとハッピーなものでなければダメじゃない?
もうこんなんオレ嫌だわ。
(楽したい。楽しく毎日過ごしたい。ピリピリしたくない。。)

そして息子が3歳になった頃、二人目懐妊。
自分も妻もきょうだいがいたので、やはり二人は欲しいねと話していて、念願でした。
んで、それが分かった瞬間、迷いなくこう思いました。

育休を取ろう。

自分のためです。
無理をして朝保育園に送り、掃除して洗濯して、息切らしながら通勤したくない。
職場の人に、悪いと思っていないのに「いつもすみません。」って頭下げたくない。
疲弊していく妻を、「仕事をしている」なんていうクソみたいな免罪符を振りかざして、見て見ぬふりをしたくない。
下の子に手一杯で、相手されなくて悲しむ息子を見たくない。
結果、全部自分のためなんです。
自分が疲れたくない、楽しく過ごしたい。それが起点。
でもその結果、みんなハッピーだったら最高じゃない?
そしてそのために制度があり、それを会社が認めている。
まだあまり(長期で)取得する人は多くないみたいだけど、使わない手はないでしょう。

ということで、安定期に入ったタイミングで上長に相談をし、取得にこぎつけたわけです。
そこから育休に入るまでの話は、また次の機会に書こうと思います。
本日はこの辺で。。

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