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「何故メイクをしないといけないの?」と訊かれたら

自分と同じヘアメイクさんを中心に、クリエイターを応援、サポートするフリーランスサポーター、Free's netです。
このnoteは、婚活カウンセラーや就活、転職の相談を受けられる方など、誰かにメイクについてのアドバイスをすることがある方々に向けて書いています。

前回の自己紹介に続き、本格的な第1回目の今回は「何故、メイクをしないといけないんですか?」と訊かれた時の返答について考えます。


メイクは必須ではない

婚活や就活の場では、メイクは“しなくてはいけないもの”と思われがちです。
それはメイクをすることが“社会人女性のマナー”とされてきたからです。
しかし、多様性を尊重する、ルッキズムを否定するといった社会の流れの中、その考えへの拒否感も高まっています。
そんな現代の女性に対して「メイクをすべき」というアドバイスは響きません。
自分のアドバイスが過去の価値観の押しつけになっていないか、という視点も必要です。
その上でもし、メイクをした方が婚活や就活が上手くいきそうな場合、「メイクは必須ではではないけれど、戦略として有利である」という理論的な説明ができると良いでしょう。

戦略としてのメイク

とは、どういうものか。
婚活にせよ就活にせよ、まずは履歴書や証明写真のようなプロフィールで、「この人に会ってみたい」と思われる必要があります。
生涯の伴侶、毎日顔を合わせる部下や同僚を選ぶ側なら、不健康そうな方よりは、元気そうな写真の方を選びたいのが、大多数の本音だと思います。
そのため、血色や肌艶の良さといった、健康的に見せるための要素を整えるのが、プロフィール写真のメイクの根本です。

また、お顔立ちの印象と、会って話したときの印象が違う方もいます。
クールなお顔立ちだけど人当たりがソフトだったり、童顔だけど実は芯がしっかりしていたり。
そういう、一見しただけでは見えにくい内面の良さを表すためのメイクの仕方もあります。
まずは自分の良いところを理解し、外見とのギャップをできるだけ埋めることでミスマッチを防ぐのも、後々の幸せや満足感につながるはずです。

アドバイスを受け入れる?受け入れない?

プロフィール写真を撮るにあたって、メイクのアドバイスをするとしたら、まだ貴方と婚活会員さんや求職者さんの関係は浅いはずです。
経験や知識を持ったカウンセラーである、貴方の提案を受け入れるか、受け入れないか。
そこでその方のキャラクターが、多少なりとも見えるかもしれません。

すんなり受け入れる素直な方、
理由を説明すれば納得する方、
それぞれの接し方があります。
それはメイクだけのことに限りません。

そして、受け入れない場合。
時間が経てば腑に落ちる方などは良いのですが、
☆頑なな性格で今まで上手くいってなかった方
☆心の傷などが邪魔をする方
など、対応に注意しないと、信頼関係が築けないこともあり得ます。

このように、“メイクの話”は“メイクだけの話”ではありません。
それを踏まえて、次回以降もお読みいただけると嬉しいです。


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