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大人のADHD、発達障害者が幸せになる為に  その5『発達障害外来・病院の選び方』

さて本日は、発達障害外来や病院の選び方について書いてみます。


まず、この記事をお読みいただいているということは
「私、発達障害かもしれない」
と誰にも相談できず悶々として日々を送られていたりするのではないでしょうか?

私は発達障害の診断を受け、投薬治療を受けたり自分に合った環境を選べたことで随分コントロールできるようになり、
今はもう薬は飲んでいません。

受診のきっかけや診断について、
投薬治療の効果や、治療の過程なども記事にしてこのマガジンに書き溜めていますので、
受診前に是非そちらも読んでみてください。

受診前の心の準備やタイミング、重要だと思うので!
項目毎に書いていますので比較的に迷子になりにくい..はず!


さて、病院選びについてです。

様々な治療方針の病院があると思いますので、
これから書くことはあくまで私の個人的見解として捉えていただきたいのですが、
結構重要なポイントだと個人的には思っています。

ご自分で選んだ病院がこれに当てはまっているか?通院しながら吟味して
納得のいく人生のリスタートをきられてくださいね!

まず前提として
「診断」がゴールになっていないこと。

そしてその上で、

治療の”その先”を見せてくれるかどうか?

今の困り事のサポートをどれくらいしてくれるか?


発達障害は病巣が見える類の病とは違います。ということは「良くなった!」という判断はあくまでこちら側(患者側)にあるということです。

であるならご自分が納得できる結果を得るということが最重要となるわけです。

だからまず、自分でゴールを設定する必要があります。
「こんな自分になりたい」というのを具体的に設定するのです。

「毎朝遅刻してたけど、治療して良くなったら出社前に余裕でカフェに寄れる自分になりたい!」
とか、

「勉強に集中して資格試験に合格したい!」
とか、

「おしとやかになって婚活成功させたい!」
とか!!

そういうポジティブかつ、明確な目標があると
治療の効果を見極めるのにすごく役立つと思います。

目標が明確な方が「あ、これができるようになって来た!」とかが
判断しやすいのです。

ズルズルと効いているのかどうかもわからない薬を飲み続けて、
いつやめればいいのか、やめ時も医師の替え時もわからない…
みたいにならないようにするためにも、

明確かつ具体的な目標設定をしておくと良いと思います。

私の場合は治療当時、念願の学びを得るため学校に通っていたので、
「授業中パニクらず、落ち着いてしっかりと学べる」ことを目標として、
おかげで2年間有意義な学びを得ることができました。

そしてもう一つ、病院選びの際にオススメなのは、

治療に関して自立支援制度を取り入れているクリニックを選ぶ

という事。

私が通っていたクリニックは発達障害外来とは別に「リワークプログラム」という復職支援を行っているクリニックでした。

自立支援制度とは、
精神や心の病によって仕事を続けることが難しくなってしまった人に対し、通院にかかる費用を国が一部負担してくれる制度です。

復職支援を行っているクリニックはすごくスムーズにこの支援を受けることをバックアップしてくれます。

ぜひご参考にされてみてくださいね!

発達障害関連の記事をこちらのマガジンに書き溜めております。
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