フツーの主婦が、たまたま子育てのために鎌倉に引っ越した顛末・・・カフェ開業からベストセラー本出版までの実話
・・・というような内容で10月初旬に出版が決まった。
来月からはちょいちょいプロモーションをさせてもらおうと思っている。
ちなみに出版イベントは10月24日(土)に決めた。
心優しい方はぜひSNSをフォローして、詳細を楽しみにしていてもらいたい。
(何事も「楽しそうな事」を真っ先に決めるクセがあるけど、これ大事)
さて、話をこの新刊本にもどす。
そもそも自分の出来事をエラソーに書き連ねるのもどうなの?
ってか、誰が読むんだろう???
自分の中で冷静に沸き起こる疑問。
実際に途中で何度も立ち止まり、書き直し、その迷い道たるや渡辺真知子さんに歌い上げていただきたいほどクネクネと先が見えないものだった。
ま、だいたい本ってそんなもんですよね。
何もないところから何かを伝えるために、自分の中の思いを文字に落とし込んでいくのだから・・・。
まさに苦しさは「ヒーヒーフー」ですよ。
(出産経験のある方はわかります?)
けれど、私は一人じゃなっかった!
「もう君一人のカラダじゃないよ」・・・ではないけれど
その悩める道中において、いつも助けてくれたのは編集者さんだった。
「読者は本多さんのストーリーを読んで仮想体験することで、何かしら気づきがあるんじゃないでしょうか?」
なんという優しい一言!!
(優しくされて、褒められると伸びるタイプだ)
そっか!自分は堂々と自分の体験をそのまま書けばいいのか!
(あっさり腑に落ちて、簡単にまとめた!)
その優しさに支えられること2年あまり、今回どうにか目途がたった。
とはいえ、自分のたどった道を何度も戻りながら、すでに「昔の話」としてしまい込んだ思いや感情を、もう一度引っ張り出してきて整理する作業は思ったよりしんどくもあった。・・・かさぶた剥がすみたいに。
実際何度も、もう原稿を書くのも読み直すのもキツイ・・・と立ち止まることがあった。決して書くのが遅いタイプじゃないけど時間がかかったのは、そんなこんなも含めた事情による。
ちなみにこの間、私は3冊本を出している。
今回の本の企画を提案したのは、なんと2年前に1冊目『料理が苦痛だ』の原稿を書いている最中だった。
その『料理が苦痛だ』はベストセラーになり、数々のメディアに取り上げられた。
料理が得意でも好きでもない自分だからこそ、
そして、そんな自分が料理を仕事にしたからこそ、
12年の時を経て「私なら言える」「私だから言えること」が見えたのだ。
そしてそれを書籍にしたら、少なからず「料理を苦痛」に感じている人の救いとなった。
この本を含む3冊は、料理を仕事にしてきた自分の「役割」や「立場」から書いたものだ。
でも同時に私はずっーーーと「自分のこと」を書きたかった。
自分が何を思って、何を迷い、何に躓き、何をやってきたかを。
一介の主婦だけど、たまたま鎌倉に引っ越した勢いで、経験もないくせにカフェ開業をして同時に始めた料理教室は人気サロンに成長させた。
また、地元でコミュニティを立ち上げたり、挙句の果てに出版の夢も叶いベストセラーになってマスコミにも取り上げられた。
自慢のように聞こえる一方で、実は壮大な謙遜でも卑下でもなく、これらはずっと目指してきたことでも予定していた未来でもない。
その都度「じゃ何しようか」「何がしたいのか」を自問自答する中で、その瞬間の「勢い」と「勘」を総動員して選択してきたことの結果だ。
多分に、人と縁に助けられてカタチになったことばかりだけど。
それでもビビリな自分でありながら、ミニミニのアクションを起こしたり、決意を言い放ったりして自分を追い込んだり、それも含めて楽しみながら行動してきた結果なのだ。
「やってみたらできたこと」の集大成であり、それを書き記したいと思った。
でも、実は気になっていることがある。
それは、「私は原稿を入れた後もアップデートしている」ということ。
ちなみに、一旦原稿を入れ終わったのは今年の頭だったと記憶している。
その後編集段階に入ってから、いきなりコロナでそれまでの「日常」がひっくりかえった。
当然、書き上げた原稿も手直しすることになった。
そればかりではない。
コロナが私たちの生活に影響を及ぼす直前に、コロナとは全然関係なく私は「カフェ」をやめる決断をしていたので、それも書き加える作業が発生した。
SNSと違って、紙媒体というものは「その時点」以降のアップデートはできない。
でも人生は常にアップデートしている。
そして私は結構ちょいちょい「決断」をしがちで、「せっかち」でもある。
当然、私の人生は「その時」から不変じゃない。
実際、今だって絶賛「新たな迷い道ナウ」なのだから。
そこで私はまだこの本が世に出ていないにも関わらず、「その後」をSNSの力を借りて発信していこうと思い立った。
そう自分レベルの「ハイブリッド」!!!
来月からはこのnoteを使って「その後」を書いていくつもりだ。
(と思っているけれど、それすら気が変わるかもしれない・・・)
そう思うと書籍は「エピソードゼロ」ってことになるんでしょうか?
ある意味「バックトゥザフューチャー商法」?とも言えるのでしょうか?
ともあれ、悩んでいる・抜け出せないでいる・もがいている・つまづいている・ごまかしている・・・そのどれもちゃんと残していきたいと私自身が思っている。
ありがたいことに今はどんな形でも表現できる。
時に逆行、時に後戻りしているのかもしれないけれど、それでも自分のアップデートを記しておきたい。
大好きな松潤の誕生日に、思い立ってこちらに「決意表明」をしてみた。
(カンケーないけど、良き日だしね♡)
でも、みんな毎日生まれ変わっている。
だから今日だっていつだって「お誕生日おめでとう」なのだ。
(無理やり・・・)
ともあれ、ご清聴ありがとうございました。
気になってくれた人はフォローしておいて下さいね・・・という件(^^♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?