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今わたしは水の中に潜っている。

自分にとって一番重要なこと、もっとも大切にすべきことを決めたら、それ以外のことには勇気を持って、明るくにこやかに、弁解がましくなく、『NO』と言えなければならない。ためらわずに『NO』と言うためには、それよりも強い『YES』もっと大事なことが、あたなの内面で燃えていなくてならない。

完訳7つの習慣 P209

二つの道がある。さて、どちらに行きましょうか。人生とは常に「選択」に迫られることばかりなんだと思う。それは私たちの日常でも毎日毎日何度も経験している。何をするにも、何を食べるにも、何を着るにも、些細なことだがどちらの道で帰るか、行くか、もそう。そして、目の前の仕事も。何をして何をしないのか。日々小さなことから大きなことまで「選択」をしている。それがさらに「人生の選択」ともなれば、自分の運命を大きく変えることになるから、より真剣に悩み、問うんだろうと思う。今日、私は水の中にいる。

私って、心の内側で「自己対話」を常にしているような人なんだなとこの歳になってようやく深く理解できるようになった。いつも自分に話しかけている、自分に問いかけている。水の中を潜っていると言ってもいい。だからちょっと変わり者なんだと思う。自分の人生の中で大きな選択に迫られている時、何を信じたらいいのか、時に分からなくなる。この先どうなるのか分からない2つの道を前に、右の道も、左の道も曇りがかっている、その前でわたしは立ち尽くしている。

今日は、君の80回目の誕生日だ。おめでとう。

さて、君はこの日までに、何を達成していたいのかね?
何を貢献していたいのかね?
何を成し遂げていたいのかね?

突きつけられる質問。その人が(師匠)がわたしの目の前に立っている。もう亡くなって会えない人だ。私の80回目のお誕生日。わたしは何を達成したいのだろう。貢献していたいことは何だろう。何を成し遂げていたいのだろう。人生の本質を突く質問を出され、私は自分の内側へ潜っていく。「あなたのもっとも大事なことって何?」と言われても、パッと思いつかないけれど。歳を重ねたその日から見てみると、本当に大事なことがうっすらと見え始めることがある。

多くの場合、最良の敵は「良い」である。(中略)
急な用事が「良い」であっても、それを端から受け入れていたら、あなたにとって「最良」のものに手が回らなくなる。あなたにしか出来ない貢献ができなくなるのである。

完訳7つの習慣

本当に自分のしたい貢献ができなくなる・・・本当にそうなのだと思う。「良い」と「最良」は似ていて見分けが付かなくなる。今でもそれは確かなものとして心にあるわけではなく、なんだかんだ揺れ動いている。これに、ここに、今、わたしの時間を使っていいんだろうか?と問う、何度も。そしてじゃあ私どうしたいんだろうと、空を見上げて思い馳せる。惰性で生きていくことも出来る。でも、私が掴みたいものは、確かなものは、自分がそれに納得して選択している!ということかもしれない。

長くなりそうなので、今日はここまで!
いつもありがとうございます😊

最後まで読んで頂きありがとうございます!