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信頼関係の4つのステージ! 心の健康のために♡

皆さんは職場での人間関係に疲れてしまったという経験はありますか?


思い返してみると、昔のわたしは仕事より人間関係にストレスを感じやすかった氣がします。


たとえば、

自分はもう手一杯で他の仕事を引き受けられないのに頼まれると無理をしてでもその仕事を引き受けてしまったり。

本当は疲れていて気乗りがしないけれど、誘われると飲み会を断ることができなかったり。


昔のわたしは、いつも人の顔色ばかり伺って相手の意見に合わせてばかりいました。


そして結局、それらが重なって心身のストレスとなり体調を崩してしまいました。


アーユルヴェーダには「心を左右する3つの性質」という考え方があります。


サットヴァ…純粋性・調和

愛情、優しさ、正しい知性を持ち、健康の基礎となります。

ラジャス…激動・動性

ラジャスが増加すると活動的になりすぎたり、怒りっぽくなりイライラしたりします。

タマス…怠性・無知

タマスが増加すると怠情となり、常に眠さを感じるようになります。


私たちはこの3つの気質を皆んな持っていて、そのバランスが取れていると、執着心がなく、見返りを期待せず常に満足した状態になります。


1番の理想は、3つのバランスが取れて、常にサットヴァな状態でいる事ですが、いつもその状態でいることは難しいですよね。


わたしは職場の人間関係に疲れることの原因のひとつに信頼関係がうまく築けないことがあると思っています。


信頼関係には次の4つのステージがあるといいます。

1.中立的信頼
信頼に値するほどではないがポジティブな要素が
存在する関係

2.契約的信頼
相手が背中をかいてくれるなら、わたしも相手の背中をかいてあげるという関係

3.互恵的信頼
この先、何かがあれば、相手が助けてくれると互いに知っている関係

4.純粋な信頼
何があっても、無条件に互いを支え合う関係
自分に集中力する技術  
ジェイ・シェティ著


わたしの場合、職場での人間関係はいつも4つのステージのうち2番目の「契約的信頼」でした。


だから、自分が相手にしてあげたことに無意識に見返りを期待していたのかもしれません。


これでは相手から見返りがなかった場合にそれがストレスになってしまいます。


職場の人間関係でも「互恵的信頼」が築ければストレスなく働くことができますが、そこまでの信頼関係を築くことは難しい場合もありますよね。


だから、

いつでも相手に合わせて自分の行動を決めない。

自分の意見もきちんと口に出して伝える。


これを意識すると、たとえ自分の行動や意見が相手に受け入れられなかったとしても、自分の心のストレスを減らすことができます。


なぜなら人間関係が互いに完全には分かり合えないという事を前提にすると、自分の思いを伝えなければ相手には伝わらないからです。


そうやって相手と自分の行動や意見のバランスを取っていくことで信頼関係のステージは段々と上がっていくものなのではないでしょうか。

人間関係が「わたしは相手のことが完全に分かっている。相手もわたしのことが完全に分かっている。」というレベルに達することはめったにない。

程度の差こそあれ、信頼はさまざまに脅かされる。
だから信頼には日常的に補強や立て直しが必要になる。
自分に集中力する技術  
ジェイ・シェティ著


そして、自分の大切な人や家族がトラブルに見舞われたり、間違いを犯したり、助けを必要としているときには常に寄り添うことを忘れない。


これが信頼関係のステージ4番目の「純粋な信頼」です。


つねに信頼の補強や立て直しをすることで自分の中にサットヴァ(純粋性・調和)を増やすこと


これが心の健康を保つ秘訣ではないかと私は思います🌝

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