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やらかした!…けれどそこから、多くのことを学んだ。全5回シリーズ企画「やらかし先生〜ソーシャルセクターで学んだ3つの〇〇〜」

「事業が伸びた要因はどこにあったのか」
「どれだけの社会的な価値を生み出せたのか」

サクセスストーリーや輝かしいエピソードなどが注目されがちな“社会起業”。
一方でその背景には、起業家が経験したさまざまな困難や苦労、度重なるチャレンジ、そして多くの失敗談が隠れています。

これまで積み重ねてきた数々の「やらかし」。そこからその身に刻み込まれた「学び」。これらはあまり表に出てこないけれど、多くの人にとって大きな気づきにあふれているのではないかーー。

そんな思いから今回、社会問題を考えるオンラインコミュニティ「リディ部」では、全5回のシリーズ勉強会「やらかし先生〜ソーシャルセクターで学んだ3つの〇〇〜」を企画しました!

子ども、ひとり親、教育、貧困、医療、地域…などさまざまな領域で、社会問題と向き合い事業を推進するトップランナーたちが集結。これまで自分の中に深く残っている「失敗談(やらかしてしまったこと)」と、そこから得た「3つの◯◯」についてお話しいただきます。

リディ部 ライブ勉強会シリーズ「やらかし先生〜ソーシャルセクターで学んだ3つの〇〇〜」 各回のゲストはこちら!

1時間目:8/25(木) 20:00〜21:30
中山 勇魚さん(特定非営利活動法人 Chance For All 代表理事)

【1時間目:中山勇魚さんの場合】
①「初期は〇〇して従業員の給料を支払っていた」
…約10年前、立ち上げ初期のヒリつく裏話。組織運営におけるやらかしとは?
②「はじめは自分以外〇〇なやつだと思っていた」
…“変えたい”という気持ちゆえのファイティングポーズ。他者との向き合い方におけるやらかしとは?
③「“子どもを成長させよう”ではなく、最も必要なのは〇〇だった」
…子どもたちと向き合う中で変わった意識やビジョン。理念の実現におけるやらかしとは?

今回は録画・アーカイブなし、リディ部内限定の完全クローズで開催します。
ゲストの皆さまには、自由に、ざっくばらんに、ここでしか聞けない貴重なお話を語っていただきます。

社会起業に関心がある方や社内で事業を起こしたい方、ソーシャルセクターで働きたい方、社会問題との向き合い方について考えたい方は、ぜひご参加ください!
これから自分はどう行動していくのか。全5回の勉強会を通して、そのヒントがきっと見つかるはずです。

中山 勇魚さん(特定非営利活動法人 Chance For All 代表理事)

あそびこそ、さいこうのまなび。子どもの幸せに向き合い続ける

  • 東京都内で9箇所の「放課後の居場所」を運営。共働き家庭や一人親家庭など、放課後に親と一緒に過ごせない子どもたちが毎日約300人、延べ人数では年間約6万人が通っている(2021年12月時点)

  • すべての基準は“こどもの未来にとってよいほう”。一般的な民間学童の半額以下の料金設定&奨学制度を整備しながら、子どもたちにとっての「比較されない場所」「第二の家庭」「成長の場所」を実現

  • 10年以上に渡って、待機児童問題や虐待、貧困、いじめなど、子どもが関わる社会課題と向き合い続けている

中山 勇魚さん(特定非営利活動法人 Chance For All 代表理事)
早稲田大学教育学部卒業。18才の時に家庭の事情で家族で夜逃げ。東京都内のホテルやウィークリーマンションを転々とする。環境によって人生が大きく変わってしまう経験を経て「家庭や環境で人生が左右されないためにはどうしたらよいのか」を考え始める。大学在学中に様々な環境のこどもたちや教育のあり方について学んだり、学童保育の指導員として現場で勤務する中で放課後の可能性に着目。卒業後は保育系企業にて新規園の開発に従事。その後、IT企業でシステムエンジニアとして勤務しながら学童関係者とともに「こどものたちのための放課後」を実現するための準備を開始し、2014年に私立の学童保育CFAKidsを開校。

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2時間目:9/13(火) 13:30〜15:00
矢田 明子さん(Community Nurse Company株式会社代表取締役 / 一般社団法人 Community Nurse Laboratory 代表理事)


“おせっかい焼き”が住民を元気に。コミュニティナース普及の第一人者

  • 地域にいてまちの人々とつながり、長く付き合いながら、専門性を地域で生かし、住民とともに多様なケアをひろげる人「コミュニティナース」普及の第一人者。コミュニティナースは貧困、虐待、引きこもりといった社会課題の当事者にアウトリーチする役割としても注目されている

  • 活動開始当初は「魚屋のお姉ちゃん」として住民と交流。店で秋刀魚を売りながら「私は看護学生でコミュニティナースの見習いです!皆さんのために私は何ができますか?」と関係性を築いていった。行動指針のベースは「もらった佃煮を冷蔵庫に入れっぱなしにしない」

  • 育成事業や普及活動などを幅広く行っており、これまでに200名以上の研修を受けたコミュニティナースを全国へと送り出している

矢田 明子さん(Community Nurse Company株式会社代表取締役 / 一般社団法人 Community Nurse Laboratory 代表理事)
島根県出雲市出身。2014年島根大学医学部看護学科を卒業、人材育成を中心に事業を運営する『NPO法人おっちラボ』を立ち上げ。雲南市が主催する課題解決人材育成事業「幸雲南塾」で地域に飛び出す医療人材によるコミュニティづくりを提案。2016年5月より「コミュニティナースプロジェクト」でその育成やコミュニティナース経験のシェアをスタート。2017年にCommunity Nurse Company株式会社を設立。2019年2月『コミュニティナース ―まちを元気にする”おせっかい”焼きの看護師』が木楽舎より刊行。

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3時間目:10/13(木) 20:00〜21:30
李 炯植さん(認定特定非営利活動法人Learning for All 代表理事)

困難を抱えた子どもの包括的支援へ。ひとりに寄り添い、仕組みも変える

  • 生活困窮世帯が多い地域に生まれ育ち、格差や貧困を目のあたりにしたことから「子どもの貧困」解決を志し団体を設立。学習支援や居場所支援に取り組み、これまでに支援した子どもは9536人(2021年4月時点)、現在の支援拠点は25箇所にのぼる

  • 子どもの貧困は経済的貧困だけでなく「子どもの自立に必要なあらゆる成長機会をも奪う」という問題意識から、成長段階に合わせて必要なサポートを6〜18 歳まで切れ目なく行う「地域協働型子ども包括支援」を展開している

  • 支援の量と質を上げていくため、全国の子ども支援団体や企業に「LFA e-learning」「テスト・教材」「集合研修」の3つのサービスを提供している

李 炯植さん(認定特定非営利活動法人Learning for All 代表理事)
認定特定非営利活動法人Learning for All 代表理事。1990年、兵庫県生まれ。東京大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科修了。2014年に認定特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。これまでにのべ9,500人以上の困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所づくりを行っている。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表理事。2018年「Forbes JAPAN 30 under 30」に選出。

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4時間目:11/17(木) 20:00〜21:30
吉岡 マコさん(NPO法人シングルマザーズシスターフッド 代表理事)


ひとり親にセルフケアの機会を。誰もがいきいきと暮らせる社会を目指す

  • 22年間にわたりNPO法人マドレボニータの代表として、「産前・産後の心身のケア」の必要性や重要性を国内に広めた第一人者。2020年12月にNPO法人シングルマザーズシスターフッドを立ち上げ、現在はひとり親の心身のセルフケアを支援している

  • オンラインのストレッチや対話のレッスンなどを行っており、これまでに開催した講座数は234回、参加者数は1775人にのぼる(2021年7月時点)

  • ひとり親家庭の子どもも社会から暖かく見守られながら健やかに育つこと、多様性が尊重され、一人ひとりが自分らしく活きいきと暮らしていける社会づくりに寄与することを目的として活動中

吉岡 マコさん(NPO法人シングルマザーズシスターフッド 代表理事)
1972年生まれ。埼玉県出身。1996年東京大学文学部卒業後、同大学院で運動生理学を学ぶ。1998年自らの出産を機に、産前・産後に特化したヘルスケアプログラムを開発。「すべての家族に産後ケア」を目指して2008年NPO法人マドレボニータを設立。指導者の養成・認定制度を整備し全国20都道府県で教室を展開。「産後白書」など調査・研究にも尽力。2020年12月にマドレボニータの代表を退き、同年12月にシングルマザーの心身のセルフケアを支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッドを設立。2019年アメリカンエキスプレス・リーダーシップアワードを受賞。趣味はダンス、ランニング、ゴルフ、コンポスト、家庭菜園、映画を観ること。男の子の母(社会人3年目)

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5時間目:12/15(木) 20:00〜21:30
安部 敏樹(株式会社Ridilover 代表取締役/一般社団法人リディラバ 代表理事)


安部 敏樹(株式会社Ridilover 代表取締役/一般社団法人リディラバ 代表理事)
社会問題をツアーにして発信・共有する集まり「リディラバ」を大学在学中の2009年に設立。250種類以上の社会問題のスタディツアーの実績があり、これまでに10,000人以上を社会問題の現場に送り込む。また中高生の修学旅行や企業研修などにもスタディツアーを提供。総務省主催「第1回起業家甲子園」最優秀賞、東京都主催「第10回学生起業家選手権」優秀賞、観光庁主催「第2回若者旅行を応援する取組表彰」観光庁長官賞(最優秀賞)など受賞多数。

リディラバ代表・安部 敏樹のお話を聞いてみよう🔎
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【参加方法】🔍社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」とは?

シリーズ勉強会に参加される方は、社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」へご入部ください。
「リディ部」は、「誰かの困りごとを、次の時代の手がかりに」を合言葉に、社会問題について学び合う、オンラインコミュニティです。
一見すると、むずかしく、とっつきにくく思える、社会問題。
ならば、ひとりじゃなく、みんなで考えましょう!

「リディ部」では、主に水~金曜日の夜におこなうライブ勉強会と、Facebook非公開グループでのコミュニケーション、社会問題解決のためのプロジェクトを活動の中心としています。
勉強会当日は参加できない…という方も、リディ部に入部頂くと過去実施したものも含めて300本以上の「勉強会」アーカイブ動画が見放題です!

リディラバジャーナル 「やらかし先生」ゲストに関連する記事を一部ご紹介!

リディ部では、過去に開催した勉強会もアーカイブ動画で見放題、「リディラバジャーナル」記事も読み放題となっております。
その中から、「やらかし先生」ゲストに関連する記事を一部ご紹介します。

「リディ部」公式Twitter

リディラバ「リディ部」の最新情報をお届けする公式Twitterです。ぜひフォローお願いいたします。


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