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文章が書けなくてつらい───つぶやき日記[9] 2022年12月21日〜2023年1月3日

「ああ、今日もダメだ。」文章が浮かばなくて書けない日々が続いている。ここ一ヶ月近く、持病のせいで文章がパッとすぐに浮かんでこない。書きたい単語が浮かんできても、脳がぼやんとしててそれを文章として組み立てるのに時間がかかる。じつは、今年の二月後半ごろから、持病の線維筋痛症と慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)の症状が悪化した。そのせいで、症状が悪くなる一ヶ月前の私よりも書くスピードが遅くなり、思うように文章が書けなくて困っている。

もともと、私は持病のせいで数年前から頭の中に霧がかかったようになって考えることなどが難しくなってしまうブレインフォグな状況下にいる。今までずっと、ブレインフォグの状態でnote記事を書いていた。だが、去年の夏ごろから、Twitterの呟きを書いただけで時間と体力をかなり消耗するようになった。この辺りから、文章を書くために無理矢理捻り出すとぶっ倒れそうになり、書くことが大変になる。ちゃんと書き続けるようにするためにも、更新を楽にしないとマズイ。そう思って私は、Twitterのツイートをもとにして書いた箇条書きの日記と冒頭に新規エッセイを載せた記事、つぶやき日記を始めた。こうすれば、頑張って書いたツイートを箇条書き日記として残せる。そして、箇条書き日記の中から冒頭のエッセイのネタを探して書くことが出来る。そのお陰で、記事の更新が楽になった。しばらくはその状態でいられたものの、病気はさらに悪い方向へ進む。

そうして、今年の二月後半ごろから、文章を書こうと考えるだけで身体がぐったりするようになってしまった。note記事の下書きでもTwitterでも個人的なメモでも、何か言語化しようとするだけで、ものすごく時間がかかる。そのため、冒頭からここまでの文章を同じくらいの文字数で一から書こうとすると、数日から一週間ほどかかるようになった。以前の私ならスランプにならなければ、数時間あれば書けたのに。しかも、文章を書きはじめたら高確率で持病の症状が強くなり始めるので、書くのをほどほどにして休まないとぶっ倒れそうになる。書く作業が終わってしばらくの間は、日によって数十分から数時間ほど、いつもよりも酷くなった全身の激痛・極度の疲労感・頭痛などの症状にひたすら耐えなければならない。もちろん、そのあいだは、書く作業や脳を使う作業などが出来なくなる。

どうやら、私は何か言語化して書こうとすると症状でひどく苦しむような身体になってしまったらしい。私に文章を書かせないようにするため、病気が邪魔しているかのようだ。そんなに私は文章を書いていけないのだろうか。どうせ、あなたは持病で寝たきり生活なんだからおとなしく寝ておけと病気は私に言いたいのだろうか。

でも、ここで終わるのは嫌だ。私はなにがなんでも文章を書きたい。けれど、こんな状況でも文章を書き続けるのにはどうすればいいのだろう。早くいまの私に合った書き方を見つけなくては。こうして私は、改めて書くことについて考えてみた。

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これまでの私は、ある程度書く内容を決めてからメモ帳アプリで書きたいところから文章を書いていた。また、複雑な文章を書くときはマインドマップなどを使って、脳内にぼやんと浮かんでいるアイディアなどを整理してから文章を書くことにしていた。

けれど、いまの私にはそれが出来ない。あまりにも脳がぼーっとしていて、プライベートな連絡などで書く文章でさえも簡単に出てこない状況で、記事に書く内容をマインドマップなどで整理してから文章を書き始めるのはかなりキツい。このやり方では、脳内の整理をするのも一苦労。時間がかかり過ぎる。いままでの方法では無理だ。書けない。

ならば、とにかくピンときた言葉はメモることがいいのかもしれない。そうして、なんとなく思いついた言葉をメモ帳アプリに書いておくことにした。用語でもフレーズでも何でもいい。とにかく、脳にパッと出てきたものをポンポン書く。次に、そのなかでなんか書けそうだなと思うものを選んでみて、Twitterのつぶやきみたいな140字ぐらいの文章にしてみる。それらを何個か書くことで、文章の方向性が見えてくる。そこからさらに使えそうな文章を繋げてみると、いつも書いているのしりこの文章になっていく。あとは体調を気にしながら、文章として読めるように編集作業をこれまでと同じようにする。そうやって出来上がったのが、今回の記事だ。

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しかし、私はいつまで文章を書き続けられるのだろう。もうそろそろ、本当に書けなくなるのではないか。最近、そんな不安がちらっとよぎる。でも、将来のことは誰にもわからない。この先、いや明日でさえも、書き続けられる保証はどんな有名な作家でもないのだ。だからこそ、私はこれからも可能な限り書き続けていく。

本当なら、こんなにも持病の症状で身体がボロボロになりながら痛み苦しむまでになったら、とりあえず文章を書くのをやめて長期的に休むのが病気のためには良いのだろう。ここで無理をするのは患者としては正しくない。けれど、持病の症状がひどくなればなるほど、たとえどんな状態になっても文章を書き続けたいという想いは日に日に強くなる。もう、病気を理由に諦めたくないからだ。私は病気のためだけに生きているのではない。書き手としての私も当然いる。書き手としての私がこの痛みを言葉にすることで、誰かに届くのなら書き続けたい。私の文章を楽しみにしてくれる人たちのためにも、可能な限り言葉にしていきたい。

だから、私はこれからも書いて生きる。




さてさて、前書きはここら辺に終わりに。これからつぶやき日記です。

つぶやき日記とは、当時のしりこのTwitter(@ricrck)に載せていた呟きを素材にして書いた箇条書き日記です。今回は2022年12月21日から2023年1月3日までの日記です。

★以下、日付け順で箇条書きのように並べています。
★Twitterの呟きをもとにして、新たに書き足して編集したものを載せています。
★つぶやき日記を書くようになった理由などは記事下部に載せております。



2022/12/21

最近、岡本敏子の書籍を読んでいる。岡本敏子さんは、岡本太郎さんの秘書。なんで、岡本敏子なのかというと、自分が産まれていない戦後の昭和にすごく興味があって。大阪万博とかなんとなく調べていたら、岡本敏子と太郎に出逢ってしまったのです。

今日は線維筋痛症の激痛が酷くて、眼鏡かけているだけで痛い。おかしい。いつもかけている眼鏡なのにね。


2022/12/23

今日も激痛と眠気に耐えられなくて、気がついたらその場で寝ていた。そしたら、少し痛みが落ち着いている。一体、これはなんだろう。身体が寝たかったのかな。休みが足りないのかな。

もうすぐ、クリスマス。ホリデー映画で高確率で出てくるクリスマス柄のダサいお洋服はゲット済み。あとは当日に着るだけだ。

そうそう、ファッション通販サイト(ZOZOやSHEINなど)をダラダラ見るのにハマっている。寝たきりになってから、ウィンドウショッピングがしづらくなった。だからか、ファッション通販サイトにある洋服を見て「これ、どうやって着こなすのかな。」と思いながらサイトを覗く。これ、意外と楽しいのです。とくに、SHEINはウィンドウショッピングとして見るのに上手く作られている。日本語以外のレビューもあって、それがまた面白い。

おそらく、私の文章に影響与えているのは音楽なんですよね。音楽聴く時に歌詞を重要視して聴くことしないけど、記憶には残る。

いつか、自分の文章を本にしたいな。夢なんですよね。物として残すのって必要かなと感じているので、夢を実現できるようにしていきたいな。どんなに動けなくても、やってみたいな。


2022/12/24

クリスマスイブは楽しんだもの勝ちです。ホリデー映画とか観て、クリスマスムードにガッツリ浸るのが好き。

若者の恋愛離れについての記事を読む。ふむふむ。でも、恋愛至上主義はまだまだ健在じゃないかな。ゲームとかで疑似恋愛するモノが多い。それらを含めて恋愛を考えなきゃいけないと思っています。



2022/12/25

今日は五反田のゲンロンカフェにて「さやわか式☆ベストハンドレッド2022が行われた。楽しかった。ゲンロンカフェに行けてよかった。

ダメだ。なんかもう頭が上手く働いてくれない。ぼーっとしすぎて、言葉が出てこない。前はどこかに出掛けても、呟く程度の簡単な感想なら書けたのにな。どうやら、いまの私にはそのような体力が残らないみたいだ。ここはおとなしく、ゆっくりしよう。



2022/12/26

改めて感想を。さやわか式☆ベストハンドレッド2022に行ってきました。お土産にひっそりと置いてあったさやわかさんの『キャラの思考法』を購入。すでにKindle版で読んだ本だけど、物として欲しかったので嬉しい。

昨日は、イベントを生で観れて最高なクリスマスになりました。ほんとうに楽しかった。


2022/12/27

年末年始、大掃除。そういえば、noteにある数年間分のバックナンバーをどこかで一度整理しなくては。出来れば、昔の記事をサイトでも見れるようにしたいな。でも、そのような体力がない。でも、やっておかないと後々大変になるのでどうするべきか悩み中です。

そうそう、数年前に自分が書いた文章を読み直してみた。そしたら恥ずかしくなって、あわわ。ツッコミたくて仕方がない。だけど、この文章を書き続けたからこそ、今の私がいる。とはいえ、過去の文章を読むのはやっぱり恥ずかしい。


2022/12/29

今年一年を振り返る記事をnoteに載せました。間に合ってよかった。毎年恒例なので、書きたかったのです。しかし、個人的にも世の中的にも2022年は色々とあった年だな。文章を書いて疲れちゃったので、ゆっくりします。

今年を振り返る記事を書きました。恋愛・アセクシャルの在野研究から、持病の線維筋痛症の話まで。よかったら読んでね。



2022/12/30

昨日、文章載せた後に調子悪くなって寝込んでいました。文章を書き終えると、どっと疲れが出てダメになっちゃう。線維筋痛症の痛みも酷くなる。でも、それでも書きたいのです。


2022/12/31

大晦日なのに外付けのHDDが怪しい動きをしている。エラーが表示されている。これは危ないかもしれないってことで、脳を頑張って動かしています。

さて、2022年もロシア語УРАで年越しの予定。年越しはロシア語УРАで。もうすぐで2022年が終わる。来年もよろしくお願いします。


2023/01/01

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

アセクシャル関連での調査団体が行っているイベントで、要注意フレーズとして「草食系」を出すのはなんかな。むしろ、草食系という言葉のお陰で、アセクシャルがあまり否定的に語られなくて済んでいる気がする。要注意フレーズか。モヤモヤする。もうちょっと慎重になってほしいな。



2023/01/03

私のおたよりがさやわかさんの番組で読まれた。すごく嬉しい。にしても、自分の文章を音で聴くのはまた違いますね。通常書く文章よりも、音を気にして書いたつもりです。おたよりを書くってなかなかしないので、いい経験になりました。気になる方は、こちらの回で読まれているのでぜひ。


そういえば去年、萩尾望都の作画に関しての本を買った。本屋さんに置いてあった一冊を表紙見て衝動買い。

ポーの一族でのある肖像画の元ネタと比較したりなど、私みたいな美術に疎い人にもわかるように説明がきちんとされていて読みやすかった。お気に入りの一冊。たまにぼーっと萩尾望都さんのイラストを眺めて癒されています。




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つぶやき日記とは

ある日、ふと思った。Twitterの呟きをつぶやき日記として載せたいな、と。なぜなら、持病の症状を一生懸命に耐えながら日記のように書いているTwitterの呟きが、ただ今この瞬間のものだけで終わってしまうのは悲しい気がして。このまま、瞬間的に見られて流れて終わるなんて。ならば、呟きをまとめて作品として載せたほうがいいかもしれない。そうして、Twitterの呟きを素材とした日記みたいな箇条書き文章を書いて、つぶやき日記として記事を書くことにした。

これらのTwitterのつぶやきをもとにした箇条書きの日記みたいな文章は、ひとによっては手抜き記事と思うかもしれない。そう見えても、仕方がない。けれど、それでも私は生きている証拠をインターネット上に残したい。ここに私がいるよ、ちゃんと生きているよ、と。



【サポート募集中!】 普段は難病のせいで全く働けず、殆ど寝たきり状態のなかで活動しております。もしよかったら、サポートしてくださると心がウキウキでキュンキュンです。猫のトラも喜びます。SNSなどでサポートをいただいたことは触れますが、名前などは出しません。よろしくお願いします!