好きよ、京都。〈神社仏閣・文具・喫茶店編〉
何度訪れてもその魅力は尽きず、毎度1回の旅行では堪能しきれないほど行くべきスポットが多すぎる街 " 京都 " 。
そんな京都を私は毎回 ” テーマ ” を持って旅します。今回は、〈神社仏閣・文具・喫茶店編〉と題して、1泊2日で巡るおすすめスポットを(ちょっと寄り道しつつ)イラストを交えてシェアしたいと思います!
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★1 CAFETEL 京都三条 for Ladies
「女子旅をデザインする」をコンセプトとした女性限定の宿泊施設。京阪三条駅から駅直結でアクセスしやすく、夜遅くまで京都観光を楽しめます。また、宿泊客が女性限定とされているだけあって、夜も安心してぐっすり眠ることが出来ます。とにかく ” 安心感 ” があるホテルです。
★2 赤山禅院
京都駅から約1時間。修学院にある延暦寺の塔中の1つ。京都御所から見て表鬼門(東北)に当たるため、方除けの信仰を集めています。七福神めぐりの発祥とされる都七福神の福禄寿をお祀りしているお寺です。そのため、おみくじは福禄寿を象っている「お姿みくじ」。こんなことを言って良いのか分かりませんが…手書きの表情がユル〜くてかわいいのです!
★3 レストラン菊水
四条大橋のたもとに佇む、国登録文化財指定のレトロな構えの老舗洋食店。1階は、カフェ・喫茶・軽食が頂けるレストラン。2階は、本格フレンチが頂けるちょっとかしこまった雰囲気のレストラン。3、4階には、ダンスホールとして人気のある宴会場があり、屋上では夏場ビアガーデンが開催されます。映画「夜は短し歩けよ乙女」の冒頭シーン(結婚祝賀会)の舞台としても描かれています。
★4 六曜社珈琲店
河原町通りで23:30まで営業している喫茶&Bar。地下から溢れる琥珀色の光に誘われて、ブレンドコーヒーと名物のドーナツで、旅の1日を締めくくります。今回、泊まったホテルからも近く、夜のお茶の時間をここでゆっくりと過ごします。まるで洞窟の奥のような空間で、コーヒーとドーナツを頬張る。お腹と心も温まった体で地上に出て、少し肌寒く感じる夜風に当たりながら夜道を帰るのもまた一興です。
★5 安井金比羅宮
悪縁を切り、良縁を結ぶとして縁切り縁結び信仰のある神社。縁切り縁結びの作法として、「形代」(身代わり札)に願いを書き、縁切り縁結び碑(写真の中央に位置する白い塊)を潜る。その後、潜り終えたら形代は碑に貼り付けます。楽しそうに潜る方から真剣そのものな方まで…。私は特に切りたい縁はないので、潜る友人を見守りました。
★6 花もも
京都御苑の南に面した蕎麦屋。古民家風の佇まいと、お店の2階には御座敷席を備えており、店内片面に大きく広がる窓から向かいの京都御苑の緑を眺められます。靴を脱いでゆったりくつろげる空間で、湯葉蕎麦を頂きました!
★7 芸艸堂
何て読むの?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。”うんそうどう”と読みます。1891年、美術書出版として創業され、現在では国内唯一の手刷木版本を刊行する出版社です。京都は、紙や画材と言った美術関係の老舗が多くあり、美術大学で版画専攻だった私としては、それらのお店は外せないスポットなんです!芸艸堂さんの店舗では、ハガキやポチ袋などの和雑貨・文具の販売もされていて、私は小さな木版画を購入しました。
★8 鳩居堂
1663年、薬種商として創業され、現在はお香・ハガキ・和紙製品等の専門店。先にも述べたとおり版画専攻だった私は ” 紙 ” が大好き(美大生あるある)で、店内にズラ〜〜〜リと並ぶハガキや便箋などの紙物文具に心踊らせながら、旅先から大切な人に送るハガキを選びました。旅先から手紙を送ったことはありますか?旅先に因んだハガキで手紙を送るのって " 旅気分 " を誰かと共有出来るので、楽しくて良いですよね!
★9 SOU・SOU 足袋
ここでちょっと寄り道をして…。フィンランドのアパレルブランド・マリメッコでもデザインをされていたデザイナーの脇阪克二さんがデザインする京都のブランド、SOU・SOU 。お店のある河原町には、足袋(靴下)の他にSOU・SOU 着物や傾衣、伊勢木綿、布袋など9店舗ものカテゴリーに分かれた専門店がひしめき合っています。SOU・SOUの世界が広がる横丁に迷い込んでみてはどうでしょうか?!
★10 京都文化博物館別館
重要文化財のこの建物は旧日本銀行京都支店。1988年に京都文化博物館として公開されます。東京に住む人は、「どこかで見たような…?」と思われるはずです。それは、東京駅を手掛けた辰野金吾とその弟子・長野宇平治が設計した建物だからです。入場無料でとても素敵な建物を見学できます。
★11 頂法寺 / 六角堂
聖徳太子が創立したと伝えられる頂法寺。本堂の形が六角形をしていることから ” 六角堂 ” の通称で親しまれ有名なお寺です。花道家元池坊が住職をお勤めされ、 ” いけばな発祥の地 ” として知られています。三条通りの一角にひっそりと佇み、春は桜のピンク、夏は枝垂れ柳の緑、秋は紅葉と銀杏の朱と黄金色、冬は雪が積もると白銀と、四季折々の色にお寺の空気が染まります。
★12 鴨川
鴨川
京都の憩いの場の1つに " 鴨川のほとり " があります。賑やかな京都の街から少し離れ、鴨川沿いの遊歩道をのんびりと歩いたり、土手に座って時間も持て余すのも良いかもしれません。ここも、様々な作品で舞台となっている場所なので、物語を想像しながら歩くのも楽みの1つです。
★13 市比賣神社
女の神様をお祀りされていることから女人守護のご利益がある神社です。おみくじの丸く真っ赤なフォルムに細い目と小さな口のなんとも可愛い表情をした「姫みくじ」に一目惚れ!最初の方にご紹介した赤山禅院のお姿みくじ同様、お顔が1つ1つ違うので、自分の惹かれるお顔の子を選ぶのも楽しいですよ。
★14 進々堂 / 辻利
京都の老舗パン屋と言えば進々堂。京都に行くと必ずここのパンをお土産にします。京都駅の目の前にもお店があるので、帰りの新幹線へ乗り込む前にササっと買って帰ります。日々の朝食に進々堂のパンを取り入れるのが憧れ…。
辻利の抹茶をふんだんに使い、コクのあるミルクで仕上げた濃厚な味わいの抹茶ソフトクリーム。京都へ来たら誰しも1度は抹茶ソフトクリームを食べますよね。京都タワーの麓、京都駅を目前に帰りの新幹線の時刻まで、暫しの休憩にペロリと頂きます。
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1泊2日で巡る〈神社仏閣・文具・喫茶店〉の旅、いかがでしたでしょうか?実際、この量を1泊2日で巡りきるとかなりのハードスケジュールな旅程になるのですが…どこか1つでも「京都へ行く機会があれば行ってみたいな〜」と参考になれば幸いです。
次回は〈京都に暮らす〉と題して、" The 観光地 " ではない部分の京都スポットをシェアしたいと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。少しでも参考になったり良かったなと思ったらシェアして頂けると嬉しいです!
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