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結局リラックスする事が一番大事。

 今日は久しぶりに留学生の多い方の学校のオープンキャンパスに呼んでもらった。何人か学生さんにお試し授業をしたのだが、2人ぐらいどうしても歌う時に喉に力を入れてしまい、結果的に何曲か歌うと喉が痛くなってしまう、と言う悩みを持った学生さんに出くわした。

 僕は5月に発売した「DVDで完全解説! 自宅で出来る小声ボイストレーニング」(リットーミュージック)にも書かせて頂いたのだが、やっぱりリラックスして声を出すと言うのが一番大事だと思う。無理やりこのnoteのテーマに何故かなりつつあるラディカルアクセプタンスと繋げると、歌っている時に「ピッチは大丈夫か」とか「グルーヴは大丈夫か」とか「表現はちゃんと出来ているか」とか気にしていると、脳が酸素をたくさん使ってしまって変な事になりやすいのだと思う。

 何も考えず、自分で自分の歌に良し悪しの判断を下さず、ただ歌うと言うのが最強のような気がする。こちらも本にも書いたのだが、フリーダイビングの選手って水中で出来るだけ酸素を使いたく無いので、普段から「何も考えない練習」をしているのだとか。2度目のUSオープンでの優勝を果たした大坂なおみ選手も、かつてエモーショナルになり過ぎる自分を「自分はロボットだ」と言い聞かせて落ち着かせたと言う話も聞いた事がある。方法は何でも良いと思うので、僕もどんどん自分自身をリラックスさせて行ってあげたい。CALM DOWN!!!

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