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死んでも床に物を置かない。

 こちら、何かの本を検索していて目に入った書籍の題名なので、まだ読んではいない(いやでもそれを今後読む事になるのかもわからない)。なのだが、それって結構大事な事だなと思って昨日、リビングで唯一この1年ぐらい床に直接置いていたリュックサック(コロナ禍になってマイマイクを持ち歩くとか、どうしても荷物が増えてしまうので復活して使っていた)をフックを使ってカーテンレールに掛けるようにしてみた。

 すると何という事でしょう、床に物がひとつも無いだけで、メチャメチャお金持ちっぽい家に変身した。子供の頃に訪れた両親の仲人さんであるIさんの大磯の大豪邸ぐらい、セレブ感がある。いや〜、これでIさんが当時していたようにセントバーナードでも(小学生の僕には「これもう犬じゃなくて、ちょっとした人じゃん」と思うほどビッグで、正直その存在を持て余してしまっていた。まあでも、気性は非常に穏やかであったのだが、やたらに僕になついて来るので、若干怖がりながら一緒に遊んでいた)飼えば完璧なのかもしれない。そして片付けって本当に伝播するので、ソファの上に何も置かなようにしたお陰で自分の中で「**の上に何も置かないシリーズ」のスイッチが入り、今やミキサー(スムージーを作るやつじゃなくて、音楽の音源をミックスする、いわゆる「卓」です)の上にも何も置いていない状態を実現する事が出来た。そして上に乱雑に置いてあった紙資料を選別して、その半分ぐらいを捨てた。

 いや〜、こんな感じでどんどん人生を単純化して行けたら良いなと思う。実は一時期自分で「ここは観葉植物の植木屋かよ」と自分でツッコミたくなるほど各部屋に置いていた観葉植物がめでたく全部枯れたので、それを入れていた植木鉢(7〜8個あったのかもしれない)も昨日の朝全部捨てた。こうやって少しずつ自分の生活を研ぎ澄まして、シンプルな人生を送って行かれれば良いなあと思う、今日この頃なんである。

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