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お箸は神聖なもの。
まだそのかたの存在を知ってから24時間経っていないぐらいホヤホヤなのだが、Rina Sawayamaさんと言うイギリスで活動している日本人歌手(と書くのが適切かどうかはわからない。5歳から今までずっとイギリスで育ったそうなので。もしかすると作家のカズオ・イシグロさんみたいな感じで「日本にルーツのあるイギリス人」と言う感じなのかもしれない)のSTFU!と言う曲の動画を見た。
このnoteは日本語で書いてあるので、読んでいる方はほぼ100%日本人のかたではないかと思う。その動画で、恐らくRinaさんのアンチテーゼも混ざって、白人男性が日本人だったら絶対にやらないような箸の扱い方をするのだが、それを見てどれだけ自分が日本人としてお箸を神聖なものとして見ているのかが身にしみてわかった。
さすがにその動画ではご飯にお箸を直接縦に刺したりとか、箸から箸で食べ物を渡すとか、そこまでは無いとは言え、普段お箸を神聖な物として扱っている(無意識にそうしているかたが多いとは思う)我々としては少し悲しい気持ちになる。時々インスタグラムとかで箸を縦に麺にブッ刺しているヨーロッパ人のかたとかの写真を拝見する事がある。う〜ん、まあその方の国ではそれはオッケーなんでしょう。なのでそのままスルーしていたが、今度そういう画像を見たら、言葉を最大限に選びつつ、少なくとも日本ではそれは最上級にやっちゃいけない事なんですよ、と言うのをお伝えしたほうが良いのかもな、なんてなんとなく思う。みなみにそのSTFU!と言う曲、ヨーコ・小野さんが息子ショーンのデスメタルバンド(当時)と一緒にレコーディングしたWar Zoneにも匹敵するメタルと個性的ヴォーカルのせめぎ合いで、音楽的にも文化的にも素晴らしいと思う。他の曲もけっこう良くて(個人的にはコムデギャルソンの歌詞がすごく好き)、しばらくRinaさんにハマりそうな予感なんである。
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