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「一人の時間」。

 若い頃は比較的「1人で居ること」が得意では無かったような気がする。そんなに気が合わない友達とも群れてしまって、今で言うまさに「空気を読んで無理して仲良くしよう」と懸命だったような記憶がある。

 ところがまあ僕は生まれ付き「人がどう考えているのかを想像する」と言う能力が他の皆さんに比べると著しく低いようで、周りの人を知らず知らずの間に怒らせてしまったり、知らないうちにその集団の厄介者になってしまっていたりする事がしばしばあった(そしてそれに気付くのにまた人の倍ぐらいの時間を要した)。

 正直その事についてネガティブに思っていた時期もある。しかし今は僕のこの「何となく空気が読めない妙な雰囲気」を許容してくれる人と、必要最小限の範囲で付き合わせてもらうだけで、それ以外はほぼほぼ1人の時間を満喫している。そしてその状態が非常に心地が良い。

 という訳で今は「他人の気持ちがよく分からない」と言う個性を持っていてラッキーだったな、と心の底から思っている。そして自分自身でもよく分からない(なので他人が僕の事を分かるはずなんかそもそもないんである)「自分」と言う人物を観察したり研究したりするのがとても楽しい。

 時々ネットなどでかつて仲良くしていただいた人達が頑張っている姿を偶然お見かけするが、当時仲良くして頂いた事に感謝すると同時に、今後の活躍を心から願っている。いや〜、なんだか人間関係面でもようやく「丁度良いところ」を見つけられつつあるのかもしれないな、なんて今更ながら思う。I'm so happy to be aloneなんである。

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