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壊れたものを使い続ける「逆経済効果」。

 今まであまりこれに気が付いていなかったような気がする。なのだが、先日もう全然水分を吸わなくなっても使い倒していた風呂場のマットちゃんにようやく引退してもらい、新しいマットちゃんに交代してもらってからの入浴後の気分の良さと言ったらもう半端ない。という訳でようやく今になって「壊れているけどまだ使えると思って買い替えていない物」の「逆経済効果」って半端ないのだなと分かってきた。

 今ぱっと思いつくものでは米びつ。こちら、蓋の蝶番のところが壊れていて、ビニールテープで留めた状態でもう何年も使っている。な、なのだがさっきネットで幾らぐらいするのか調べてみたら、失神するかと思った。なんと安い家具屋さんなら3桁で同じような新品が買える。なのにこの「壊れているけどまだ使える物」(と言うか僕自身がそう思い込んでいるもの)を使い続けていると言う事は、これを使う度に邪悪な世界からディメンターがやって来て「ほら、君はこの3桁の米びつすら新品に買い換えられない情けない人物なのだよ」と言う悪魔の囁きをしてくるわけだ。これで自己肯定感をどうやって上げろって言うの!?

 これはもう次の「家具屋さんツアー」では絶対に新品を買って来よう。そういえば寝室のライトも紐が切れてしまっていて寝た状態では電気を消せないので、着けっぱなしで寝てしもう夜も多い。これのフィジカルな面、メンタルな面を合計した「逆経済効果」も計り知れないので、今度の「家具屋さんツアー」ではこれも良いのがあれば買ってこようかな、なんて思う。生きているうちにこの方面の事象に気付いて本当に良かったんである。

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