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他人が自分をどう扱おうと、自分の本当の価値は上がりも下がりもしない(連続投稿698日目)。

 こちら残念ながら自分で考えた概念では無くて、ある女性の心理カウンセラーさん(すいません、お名前を失念してしまった)がTiktokにあげていた動画のお話がものすごく腑に落ちたので「ここでもシェアさせて頂きたいな」と思って書いている。

 まあ一言で言えばタイトルそのままなのだが「他人が自分をどう扱おうと自分の本当の価値は上がりも下がりもしない」と言う事。「他人に悪口を言われたり、ひどい扱いをされたからと言って自分の価値が下がるわけでは無い」と言うネガティブ側への話はよく言われる。だがこの方は「他人があなたを絶賛したり、ぞっこんに愛してくれたからと言って、あなたの価値自体は1ミリも上がらない」とポジティブ側の話にも言及していて、そこが非常に新しい視点で綺麗事っぽくなくて良いなと思った。

 そして出した例がまた良くて「サザビーズのオークションで何億円と言う値段が付いた状態でも、土の中で誰にも知られずに埋もれている状態でも、ダイアモンド自体の本当の価値は実は変わらない」と言うのが非常にわかりやすかった。

 つまり他人に辛く当たられたりして「自分の価値が下がった」ように感じたり、チヤホヤされて「自分の価値が上がった」と思い込んだりするのは、どちらも幻想ですよと言う話。そう考えると「人に合わせる為に無理に我慢する」必要も無くなるし、何か自分でも「これはよくやった」と言うような偉業を成し遂げても、それをわざわざ人に自慢したりする必要も無くなるので、少なくとも「人に好かれるために本当の自分に嘘を付く」ような行為は格段に減るはずだと思う。

 「自分は自分、それ以上でもそれ以下でもない」と考える事は「自分軸で生きること」の第1歩なのかもしれない。僕自身は幸いもとからあまり周りを気にする方では無いとは思うのだが、それでも無理して合わせている部分が全く無いと言えば嘘になるだろう。これからはもう少し自分の声に正直に生きてみても良いのかな、なんて今更ながら思っていたりもするんである。



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