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「宇宙目線」で見れば、世の中の殆どの事は「取るに足らないこと」になってしまう(連続投稿716日目)。

 かつて「コンペ曲作曲家」をやっていた頃の名残で(正直今はほぼやってはいない)、どうにも「全米トップ40の曲」をチェックしてしまう癖が抜けない。そして最近流行っている曲の中で特徴立って「こういう傾向の歌詞増えてきている気がするな〜」と思うのは「宇宙」を題材にした歌詞。

 例えばエド・シーランの「Celestial」。こちらが「天体の」と言う意味の英語だと言うのはこの曲を通して初めて知ったのだが、それ以外でもLittle Nas Xの「スター・ウォーキング」とか幾つかある気がする。

 そしてよくトホホな事があって落ち込んでいる友達などを慰めるのに使われるのが「そんなの宇宙目線で見れば取るに足らない事だよ」と言う言葉。まあ確かに「壮大な宇宙の歴史」から見れば「僕のnoteが716日連続で投稿された事」だとか「サッカーの日本代表チームがワールドカップでドイツチームに勝った事」ですら、本当に「取るに足らないこと」になってしまうのだろうと思う。

 個人的に「真剣に生きる」事を決して悪いとは思わないが「真剣に生き過ぎる」のもまたどうかなあと思ってしまう。例えば自分の思い通りに行かないことに対して怒りをあらわにする行為をしている人を見ると、正直「あれ〜っ、なにマジになってんの?」とか言いたくなってしまう。

 その点うちの両親は良い感じに「ヌケ感」があって良かったなあと思う。もちろん彼らも「やる時はやる」のだが「思い切り積極的にサボったりしている姿」もちゃんと我々に隠さず見せてくれていたような気がする。

 それと僕が時々珍しく「何かに大真面目に取り組みすぎている」状態に陥ると、よく母が「大袈裟な。死ぬわけじゃあるまいし」とよく僕に言っていた。まあ確かに「壮大な宇宙の歴史」なんて言う「スケールが大き過ぎて今一歩イメージしづらいモノ」よりも「今生きている人の殆どが体験したことの無い死ぬと言う一大事」のほうがずっとイメージしやすいのかもしれない。そしてそれを言われる度に僕は「そうだなあ。確かにそんなに大したことじゃないのかもなあ」なんて気が楽になっていた。

 ちなみに個人的には本当にメンタルが強い人と言うのは屈強でいつも眉間にシワを寄せているような人ではなくて、高田純次さんみたいに「飄々としつつ、自己コントロール力に長けている人」なのでは無いかな、と勝手に思っている。まあボク個人は「飄々としている」ところはまあまあ合格ラインだと思うので、時々遠い宇宙にも思いを馳せながら、上手に自己コントロールして生きて行きたいな、なんて思っているんである。

*髙橋竜ブログ「ベーシスト髙橋竜奮闘記!

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