【日本語教師の本棚4】「ちいさい言語学者の冒険」を読む
毎週一冊、言語学・心理学関連の本を紹介するシリーズ、今回はこちらをご紹介していきます。
この本は「子どもが母語を覚える過程」を知るのにかなり面白い本です。さらに、「日本語教師として学習者の誤用にどう向き合うか」を知るためにもかなり勉強になる一冊でした。
本の概要こちらの本は、まだ言葉や字を覚えたての一歳〜五歳くらいの子どもたちがよく間違える点を、お父さんお母さんの視点から書かれています。
例えば、「か→が」、「た→だ」と濁音を知った子どもでも「は→ば」と「ば」を正確に読