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「何も決まってないのが面白かった」元Google社員の心をつかんだ、リチカでの挑戦

2019年の1月1日にリチカに入社した髙安正一郎さん。リチカではセールス・イネーブルメントという役職を持ち、営業組織の強化・改善をはじめセールスフォース運用なども行っている。Googleから転職した髙安さんは、どんな経歴をたどってリチカにたどりついたのか、そしてここで描く未来像とは。掘り下げて話を聞いてみた。


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早稲田大学に通っていた高安さんは、20歳の夏休みに派遣バイトで光通信のテレアポ業務を経験する。「当時は貧乏学生だったので、割のいい仕事ないかなと思って」軽い気持ちで選んだ。まず電話で営業をかけ、アポが取れたら外営業に行ってもらう。アポも取れるし割のいいバイトだと思っていたが、一緒に入った30人は3か月ぐらいで半分になっていたという。「辛くてばっくれが多いんですよね(笑)」というが、髙安さん自身は向いていたのか、続けていた。

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大学を卒業してもやりたいこともないし、そこそこ給与をもらえるしこのまま働いてしまおう。いつの間にかチームリーダーになり、大学をいつの間にか中退して社会人生活がスタートした。最初の3年ほどは保険と通信の営業。その後はネット広告が隆盛期に入り、広告の仕組みもなにもわからないところから勉強し、広告の営業を2年ほど続けた。


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「その時に『Googleの業務なんだけど興味ある?』って会社を紹介してくれる人がいて、面接受けたら日本にしかアプローチしない新規のチームだから、英語ができなくても頑張ればいける、みたいな感じで採用されたんですよね」

そこからはプラットフォームとして、検索、バナー、YouTube、アプリなどGoogleの広告に関わることをひたすら勉強した。「あとから聞いた話では、僕の入ったチームはちょうど立ち上げで動き始めたばっかりで、『とりあえず営業できるやつ、コンサルできるやつ採ってこい』っていう採用だったみたいで。めちゃくちゃ体育会系で、成績に関してはすごく厳しかったです。無理だっと思ったら自分から辞めてください、みたいな環境でしたね(笑)」

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髙安さんは同期10人のうち、最初のクオーターでは成績1番、次のクオーターでも2番目になるなど好成績を維持。「気持ち的には楽だった」と振り返る。広告営業のほかにもオンラインの戦略コンサルとして企業に提案、採用、獲得、認知……様々な業務に携わった。その中で動画が伸びると感じ、クライアントに提案することも多くなってきた

「2~3年前ぐらいに動画をやりたい、と思っている企業様は多くなってきてるのを感じてたんですが、YouTube(プラットフォーム)を提案してもそこに載せる動画がない、用意できないっていう答えが圧倒的に多かったんです。だから動画制作もパッケージになったサービスを作って提案したいなと思って、動画を制作してくれるパートナーを探してたんです」


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「動画プロモーションを世の中の企業様に一緒に提案していきませんか?」というメールをいくつかの制作会社に送ったが、その会社のうちのひとつが、リチカだった。「いろんな制作会社の社長さんとお会いしてたんだけど、リチカは当時その中で一番小さかったかな(笑)」。RICHIKA(リチカ)はあったが、プロダクトに注力する意思決定はしておらず、映像制作も受けているという時期だった。「松尾さんに『広告とかもやってたりするんですか?』って聞いたら、『うーん……全部決まってないんだよね~』って言われて(笑)」

しかしこれが髙安さんの心にピンときた。「初めて、『こういう段階の会社って面白いな!』って感じたんです。会社は動いていて売上もあって、でも方針が決まってない、シードというか卵の状態なのが本当に面白かったですね。松尾さんは同い年なのにこういうことをすでにやってるっていうのも個人的に興味が湧いて、今後どうしていくんですか? っていう話を聞いたりもしてました」

それまでも「うちの会社に来ない?」と声をかけてもらうこともあったが、すべてそれなりに「整った」会社で、ポジションも決まっていた。リチカは何をやるかも決まっていなくて、ポジションもない。それが面白いと思えた。

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「はるくん(松尾社長)に『最低でもどれぐらい会社ある?』って聞いたら、『1年はある、それ以降は知らん』って言われて(笑)。1年あるんだったら行きます! 頑張ります! って決めて、翌日(Googleの)上長に『今年度いっぱいで会社辞めます』って言いました」。決めたらすぐ動く。スピード感にあふれた行動だ。

「動画が面白そうだっていうものあったんですけど、もう1つは自分が大きいインパクトを与えられるかなって思ったのがあるんですよ。まだ何も決まってない状態のところに行って、自分の影響力で会社を大きくしたり、儲かるようにしたいっていうのができる環境だなって思えたんですよね」


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実際に入社してみた感想は? 「大変で楽しい!」と即答してくれた。入社してすぐは既存顧客への戦略や広告運用のアドバイスなどをしていたが、仕組み化された営業組織で働いていた髙安さんには「感覚で営業しているな」と思えたので、そこを整えるところに手をつけた。「セールスフォースのアカウントだけはあるって聞いて、そこから独学で学んでセールスフォースをこの会社に合うように作りました。今まで『完成されたもの』を運用はしてたんですけど、いざそれを作りたいってなったときに設計図はまったくわからない状態。それをずっと勉強して、今も勉強してますけど、無限の道のりに入ってしまいましたね(笑)」

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髙安さんの肩書はセールスイネーブルメントだが、セールスフォースエンジニアでもある。「リチカじゃなかったら起きない状況ですね。やりたいことはいっぱいあったけど、どれから手をつけるかみたいな(笑)」。松尾さんも「あのタイミングでせーちゃん(髙安さん)がセールスフォースをいじってくれなかったらやばかった」と思い起こす。いまリチカがデータドリブンで動けているのは、髙安さんの働きによるところが大きい。


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今後、リチカをどのような会社にしていきたいですか? その質問にはリチカが「リッチコンテンツカンパニー」であることにかけて「僕自身がリッチになりたいんですよ」と答えた。「お金的にも、時間的にも豊かに幸せにリッチになりたいんです。でもそのためにはまず、会社自体がリッチだといいなと。売上があがって、お金がいっぱいあって、いい人が集まって……会社がリッチだと、その結果が経営者やメンバーに返ってくると思うんです。そのためには自分自身が組織もうまく回るように技術的に牽引したり、営業経験を教えたりして速度を上げる。それで会社がリッチになれば、僕自身もメンバーもリッチになる。そういう会社にしたいですね」

これから動画がより重要になってくるという時代になり、リチカでは仕事がひっきりなしにやってくる。さらにメンバーを募集中だが、髙安さんはどんな人に入ってきてほしいだろうか?

「どんな環境でも頑張りたいっていう、雑食の超前のめりな人が来てほしいです。年齢は関係なくて、30代でも50代でも未経験でも、その気持ちさえあればめちゃめちゃパフォーマンスを出せると思っていて。雑食だったら誰でもウェルカムです! 入ったあとに『楽しい』って思ってもらえるような環境は用意しておくし、みんなもそう思ってるんで。チャレンジ精神の強い人にぜひ来てほしいですね」

自身が前のめりで雑食、チャレンジ精神の塊だからこそそう口にする髙安さん。「リッチ」な会社を目指して挑戦をやめない。

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(編集協力/株式会社WORDS)

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