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朱肉


●CONOCONCAN●
物事の根幹に興味深々な私が、インプットとアウトプットを兼ねて行う調べ学習のこと。読み方は【コノコンカン】。語源は、根幹が大好きという思いを込めた【根幹+好む】という足し算。

大人にも、小学校総合の時間にやったような、調べ学習の時間が必要なのだ!ということで、統一感は気にせず、とりあえず”言葉の意味”系から始めてみようと思う。もしノリノリで飽きずに続けられたら、足し算のその先の答え【根幹+好む=()】がわかるかも。一緒に根幹知識を増やしていきましょ。


Chapter① : 気になる根幹

今日は朱肉について。あるグラフィックデザインに取り組む中で気になった言葉。朱肉って何なんだ。

朱肉ってなんだ?

印肉と容器を含めた総称。スポンジタイプと練タイプがある。

森印房 はんこ豆辞典

なるほど。容器のことも含めて朱肉なんだ。印肉のことを朱肉って呼んでる感覚だったな。ちなみに容器のことは、肉池(にくち)/印池(いんち)というらしい。肉...池...

スポンジ朱肉 : 朱色の顔料を松脂(まつやに)などに混ぜた朱油をインキ状にして染み込ませたもの
練朱肉 : ひまし油に松脂と木蝋を加えて加熱し、朱肉の顔料を加え、和紙などの繊維質を加えて練り上げたもの

練朱肉は高校の書道の授業で使ったな。ネチョネチョして、慣れない感覚で楽しかったやつだ。
そして、昔の人の工夫ってやっぱりすごい。和紙や油を使って全く別物を作り出すその好奇心たるや、尊敬でしかない。松の脂で何か作ったろ!って思えた最初の人に、私から勲章を差し上げます。

Chapter② : 身になる根幹

中国とは、切っても切り離せない運命なのね

うっすら分かってはいたけれど、朱肉さん、歴史が深かった。漢字の言葉って、奥が深い。そして結局中国に辿り着く。今は国って、助け合いや争いがありつつ、それぞれが自立してるけど、歴史を辿ると根幹は繋がっているだなって実感する。根っこが一緒なんだもの、晒された環境は違えど、幸せに生きるっていう共通の目的のために、仲良く繋がり続けていきたいものだ。

意外なものに偉大な発明

植物の油と植物の繊維を主原料にした朱肉。誰がそれを組み合わせようよ!って言ったんだ。昔ってすごい、というか最早、羨ましい!ものがない時代が羨ましい!工夫しなきゃいきづらい時代って、語弊はあるけど、豊かさの極み。創作の日々なんて最高だ。答えがない上に、前例もないって...わくわくだ。
なんて、ないものねだりだけれども。今も昔も豊かでわくわくなんだけども。でもやっぱり、その工夫マインドは受け継いでいきたいよね。0→1の発明はできなくても、2→1の発明は、今もたくさん眠っているはずだから。意外なものを組み合わせて創っていこう。



普段手書きノートでやっていることをnoteでやってみた。読み手の有無で、言語化の仕方が少し変わってる。みんなを意識してる私面白い。コノコンカンなんて名前つけてシリーズぽくしてみたけどどうだろう。とりあえず続けてみる。

Fin.
麻裕


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