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同じ映画なのに印象がちがうのは...

昔見た映画を最近見ることが多いのですが「あれっ?」と思うことがよくあります。印象が昔と全然違うのです。こんなストーリーだったかなと思うこともありますし、こんな場面あったかなと思うこともあります。映画がリメイクされているわけはありません。私がストーリーを忘れているのでもありません。私の見え方が違っているのです。

映画を見る自分の視点が昔と違っていると感じることがよくあります。たとえば家族をテーマとした作品だったら昔は子どもの視点で見ていました。今は違います。親の視点で見ています。祖父母の視点で見ることもあります。昔は登場する若者に共感して見ていた映画を今は年輩者に共感しながら見ることも多いです。自分に近い世代の視点で鑑賞しているのです。だから同じ作品でも見え方が違います。見るたびに新鮮に感じることも多いです。

映画だけでなく小説や音楽なども同じです。読んだり聴いたりしながら自分自身が年を重ねていることに気づかされます。新たな鑑賞を楽しんでいます。

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