詩【 シャボン玉 】
夢がひとつであっていいはずがない
たとえ一つの夢が潰えても
またもう一つ夢をみればいい
夢はシャボン玉のようだ
潰えてはまた生まれ
生まれてはまた潰える
一つの夢に固執していれば
他に生まれそうな夢を見落としてしまう
夢から夢へ合成するのだ
潰えるまえにまたもう一つの夢へと希望を託す
たしかに一期は夢かもしれない
だが夢は一つかぎりでは決してあり得ない
夢挫け 生きる気力を失ったときこそもう一度思い返してほしい
わたしの夢はたったそれだけか と
20240724
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