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高速戦隊ターボレンジャー、第23話「幽霊いっぱい👻」

「人間という人間を幽霊にして操り、この世を幽霊界にして支配してやる!ウラメシヤ〜…」

テーマは
ハナコの花言葉、そしてそれを育てたもの

野辺山村に住むハナコ少女は森道で偶然綺麗な光を放つ羽を見つける。

「わぁ!綺麗!これ何だろう?宝物にしよう。」

ハナコが羽を持ち帰った事で封じ込めていた力が無くなり、ユウレイボーマは再びこの世に出てくる。

一方、体操部の合宿に向かっていた俊介(イエローターボ)と臨時マネージャーを引き受けたはるな(ピンクターボ)は、ユウレイボーマによってハナコを除く村人全員が幽霊と化した野辺山村に足を踏み入れる。

今話は少女の成長と共に、村という集落ならではの絆が描かれている。

幼少時代に体験した近所の方との繋がり。

子供を村、町内で見守りながら育てる。

そんな風習が、私の地元地域でもあった。

優しさだけでなく、危ない事をしてしまいそうになった時、人を傷つけてしまった時に、ちゃんと注意をしてくれた隣近所の方々。

私は地域で思いやりを学んだ。

今話の神セリフは、たくさんの思いやりに応えるハナコが放った言葉を選ばせて頂いた。

神セリフ
「ユウレイボーマ!お父さんを返せ!返せ!返せ!お父さんを返せ!」by.ハナコ

ターボレンジャーが目の前でピンチになっている中、ユウレイボーマに飛び込んで行ったハナコ少女。
村の人からの温かい見守りを受け、真っ直ぐに育てられた彼女からこそ、そんな村人を助けたい一心から出た言葉に行動だった。

この無我夢中がユウレイボーマを倒すヒントになる。
結果的に妖精の羽を先端に付けたイエローターボのBボーガンで致命症を負わせる事ができた。

今、消えつつある地域の繋がり。

地域の繋がりに反比例するように、凶悪事件の件数は増えている。

また、地域の繋がり同様に減っているのは、人を信じる心。

温かい注意は人を成長させる。
そして、真っ直ぐな言葉は信頼を与えてくれる。

ただ、今の地域にはそんな言葉をかけてくれる人は残念だが少な過ぎる。

せめて、挨拶は軽いコミュニケーションが地域で溢れていたら、、、。

挨拶や声掛けは犯罪の抑止力に繋がるという。

毎年更新される夏の外気温心に反する現代人の冷たい心。

酷暑はきっとそんな心に対して神様が処方したものだと思う。

今話に出てくるハナコ少女の花言葉は
「勇気」と「純粋無垢」

そんな心からの笑顔と話し声が溢れる温かい地域がまた見たいとセンチメンタルになる作者であった。

話はだいぶ逸れてしまったが、今話のハナコ少女を見ていると、オープニングの歌詞にある

「5人の中に君がいる」

が、より光って聞こえた。事件を未然に防ぐのには、温かい挨拶と声掛け。

向けるのはスマホのカメラで無く、Liveの言葉。

そして、皆んなで地域を守るという行動力。

今話で是非、心の温度を少しばかり上げて頂きたいと思う。

温かかった頃の太陽(日)の光を思い出しながら。
…今話の主役、日野俊介だけに(笑)

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