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トライアンフで本州最北端を目指したら楽しかった話 3日目後半 青森編

明けましておめでとう。
地震の件、どうにかならないかな。
とにかく今できることは経済活動を回し、必要な支援を稼ぐことである。
というわけで明日からバリバリ働くぞ。

というわけで旅行記の続きであるが、現在青森県の日本海側を北上中である。

雲行きが文字通り怪しい。がひたすら海沿いを運転するのは楽しい。

イカ焼きと雨と不老ふ死温泉

道中ちょいちょい雨に降られながらも順調に青森県を北上中。
道の駅ふかうらでイカ焼きを食した。めちゃくちゃに美味しい。
マヨネーズがたっぷり付いてくるのも嬉しい、味が濃いほど飯はうまい。

とっても美味しかった。
ちなみにこいつが狙ってくるせいで外では食べられなかった。

そして温泉だせ、ということで入浴したのは黄金崎不老ふ死温泉である。
ダイナミック通り越してエキセントリックな名称で知られることの温泉は、海が見える海岸沿いに混々と湧き出る黄金の湯、という形で全国にその名を轟かせている。まあいい経験だよねってことで入浴。

なんとも言えない気持ちになる写真。

最初貸切状態でしたが五十代過ぎの夫婦が来訪。
別に混浴ってわけではないので問題はないのだが、猛烈な話しかけられそうオーラをおじさんからひしひしと感じ、雨雲が目前まで迫ってきていたので逃げるように温泉を後にした。

津軽岩木スカイラインでドカ雨気絶部

そんなこんなで雨雲と色んなものから逃げるように北上を続けて、なんとなく弘前市に行こうってことになった(俺の中で)

そして道中に津軽岩木スカイラインを発見、ガイドブックにも乗ってるし、スカイラインといえば伊豆スカイラインだ、快走で弘前に行けるはず。そんな思いを胸に突入。

入り口がやたらせめぇな

おじさん「はいいらっしゃい!バイクね!どっから来たの?どこいくの?」

ぼく「ひろさきまで行きたいです」

おじさんいい人だった。

おじさん「??…この道路は上に行って帰ってくるだけだよ?」

ぼく「まじか」

要するにこの津軽いわきスカイラインは観光道路であり、山頂まで登ることが目的な道路なのである。別にどこかに繋がってる訳ではない。
まあそれでも景色は良いらしいし、カーブの連続で楽しい道なようなので寄り道気分で上に登ることにした。

料金を払った矢先、雨がパラついてきた。
優しいおじさんは「少しここに止めて様子をみてもいいよ〜」なんて声をかけてくれた。
が、小雨なら何度も降られているしまあ大丈夫やろ理論でレッツゴーだ。

ややウエット

この時はまだ小雨だった。

降り出す降り出す

あれよあれよというまに土砂降りになり

視界はゼロに

挙げ句の果てに霧が出てくる始末

頂上(何も見えない)

前の車のテールランプを頼りになんとか頂上に。

たまらず避難。

死ぬかと思いました。(マジキチスマイル)

ほんとうにそう思う。

頂上に到着する頃には全身びしょ濡れになり、ガクガク震える有様である。
登山帰りであろうおばさんの集団から、哀れみの目線をひしひしと感じつつ、自販機であったかい飲み物を補給しひたすら雨が止むをの待つ。

なんとか小ぶりになったの見計らい、半ば川と化した路面に鬼ビビりながらなんとか下山。おじさんの目線を感じつつも逃げるようにして弘前に向かうのであった。

そんな状況でもりんご畑にはテンションが上がる(見えないけど)

本日の宿、ホテル カプセルイン弘前 アサヒサウナに到着

かわいそうに、でもお前が悪い。

こんなルックスであるが館内はとても綺麗、なんなら品すら感じる清潔感がある。そして何よりもこのカプセルホテルのいいところはサウナ。


平成初期に取り残されている外観。

どうやら最近のリニューアルの際に、内部の木がすべて青森ヒバに張り替えられていたようで、めちゃくちゃいい香りが漂う。いわゆるヒノキの良い香りというのはヒノキチオールという成分なのだがヒノキにはほとんど含まれておらず、世の中のヒノキの香りとされるものの正体はほとんどが青森ヒバから抽出されたヒノキチオールだ。つまり青森ヒバというのはという香り成分がめちゃくちゃに含まれているいわゆるゴッドウッドで、それを張り詰めたサウナ中はめちゃくちゃ香りがいい。

よかったね。

疲れもあったからかめちゃくちゃに整い、カプセル内で記念撮影。
その後に食べに行った、煮干中毒(店名)のラーメンも美味しかった。

店内がバーっぽい雰囲気で素敵だった。

以上、3日目のツーリングは終了。
まあなんだかんだ終わりよければすべてよしだ。

続く

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