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心から血が流れてる

ただいま休職中。私は療養期間と捉えて朝は散歩に行ったり、祖父母の家に行ったり、友達と遊んだり、家にひきこもったりしている。
なんだ結構動けてるじゃん。というのが率直な感想。
前職で休職したときは、ほとんど引きこもっていた。外に出ることが怖くて怖くてしょうがなかった。
でも今回はそうでもないじゃん。朝の散歩も雨の日以外は行くようにしてるし、動けてるじゃん。元気じゃん。

なんて。

しんどい、辛い、外が怖いの気持ちを引きずって、散歩に行っているだけ。外に出れば、歩けば何も考えなくて済む気がしているから、どんな心情でも関係なく外に出る。出なくちゃ落ち着かない。
だって、仕事休んでいるから。会社に迷惑かけてるから。復帰してから体力なくなってて、余計迷惑かけるようなことは避けなくちゃ。って。自分を脅してる。

だから、上司の言葉はグッサリ刺さった。痛くてどうしたらいいかわからなかった昨日の私は寝た。考えても堂々巡りなだけだから。それに友達も言っていた。
「寝れば忘れる」

忘れてなかった。引きずってるよ。でも、言葉そのものは忘れた。ニュアンスは覚えてる。寝ても忘れられなかったけど、ちょっとは消化出来たということ。良い方向だね。よし!

さて、何を言われたかニュアンス程度だが、聞いて欲しい。
昨日の夜(19時ちょっと前)に上司に電話をした。時間的には電話する時はいつもこの時間なので問題なかった、はず。とはいえ、タイミングが悪かったようで、向こうから折り返し連絡する旨を伝えられ承認。しばらくゲームしながら待っていた。その間もたいした内容じゃないから気にしないで欲しいとLINEするか1人で悶々と悩んでいた。
30分くらい経って連絡が来た。先程のこともあったのでお時間よろしいか聞き、大丈夫だと応えを貰った。ので、本題の週6勤務から週5勤務に変えていただくことは可能かを尋ねた。
問題ないとのこと。ただし、手取りが減るがよいのか。と問われ、健康第一なので問題ないと伝えた。

その時である。

「まぁ、今回みたいに急に1ヶ月とか休まれる方が現場的にはきついけどね」(的なニュアンス)

知ってる。身をもって知っている。
大変申し訳ございません。
そう言えたらどれだけ良かったか。
頭真っ白人間こと私は、真顔なのに元気に
「そうですよね、すみません」
と言った。馬鹿なのかしら。元気に言うことではない。
でもこれ以外に誤魔化す方法がわからなかった。事実とはいえ、体調崩してる人間がこう言われてしまったら、ただただ謝るロボットになるしかない。実際に今も心が毎秒謝っている。胸の奥がチリチリと痛い。
休職期間に入ってからずっと仕事のこど考えてたし、迷惑かけてることも知ってる。けど、改めて言われると堪えるものがある。
同時に反抗心も湧いてくる。
「そんなこと言われたってしょうがないじゃん」「病院の先生から休職しろって言われたからしてるのに」「あのまま働いていたら体が動かなくなるだけじゃなく、心が壊れてたもん」「1人抜けただけでキツくなる現場ってどうなの!?」などなど。
浮かぶけど、結局自分を責めて胃痛と吐き気に襲われるという。
はあ、休み明けに持っていく お菓子どうしようか。

かさぶたになるまでもう少しかかりそうだな。
もう少し寝て、元気になる覚悟をもう一度決めなくては。
では、おやすみなさい。

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