mystery girl in my dream
僕、早乙女はある日転校してきた。
「こ、こんにちは。さ、早乙女 渚と言います!しゅ、趣味はゲームをすることです。よ、よろひくお願いします」
(あーーーー、コミ症全開でいっちゃったよー。どうしよ。絶対浮くね。これ)と最初の挨拶で見事浮くような内容を話してしまった。案の定浮いてしまった。ぼっちって意外に辛いのよね。などと考えて1人で教科書を見ていると。人が話しかけてきた。
「きみ、もしかしてぼっち?可哀想だね。哀れだから私が仲良くしてあげようか。」
なんだこいつ、いきなり失礼なやつだな。などと思ったがせっかく話しかけてくれたから仲良くしといた方がいいだろう。
「え!まじで?!仲良くしてくれるの?ありがとう。嬉しいよー!いやー、友達ができるなんて夢にも思っていなかったよ。ありがとう。ありがとう!」と少し大袈裟に反応しておいた。
「僕の名前は早乙女っていうよ!よろしくね。君の名前はなんていうの?よかったら教えて欲しいな。」と自己紹介と名前を尋ねた。
「私の名前なんか知ってきみはどうするのかな?もしかして、いやらしいことを?」
「なんで名前聞いただけでそうなるのよ!いやー、、単純に知っていた方が何かと便利かなって思ったからだよ!嫌なら別に無理やり聞き出すことはしないから。」
「ふふん、なるほど。確かに名前を知っていた方が何かと便利だな。変な勘違いをしてしまってごめんね。私の名前は滝沢ちよこ(たきざわ ちよこ)っていうよ。よろしくね。早乙女くん。」きゅん。初めて女の子に名前を呼ばれた!嬉しいな。
『はぁーい、みんな席に着けー授業を始めるぞー。』とめんどそうに先生が入ってくる。ちよこは自分の席に戻っていく。
授業が終わり昼休みになった。1人で食堂に行き唐揚げ定食を頼む。食べていると前にちよこが座ってきた。
「1人なんでしょ?前失礼するね。いやー、ねね、早乙女くん、転校初日から友達できずにschool life終了ww?」
いきなりなんなんだこやつ。失礼すぎるだろ。僕たちって会ってまだ3時間とかそこらだよね?まあ、いいや。
「そうだね。初っ端から大ミスだよー。これからどうしよーかな。まあ、ほのぼの過ごすしかないよね。」
「ならさ、今日遊びに行かない?丁度暇してるんだよね。ゲーセンとか好き?」
(??!!??遊びのお誘い?!こんなの初めてなんだけど?!I'm so very happy.
初めてのことなんだけど!こんなこと。もちろんOKでしょ。ゲーセンと丁度行きたかったしね。)
「いいよー!いこー!ゲーセン好きだよ。」
「よし、それなら決まりだな。行こうか一緒にゲーセンに。」
僕たち、2人はゲームセンターに向かってトコトコ歩く。
「そういや、滝沢さんは、いつもゲーセンに行ったら何するの?」
「私かい?私はね、プリクラ撮ったりかな。」
(やっぱり、女子だな。)
「早乙女は何するんだい?」
「僕?僕はね、、音ゲーかな。やったことある?」
「音ゲーか。私はやったことないな。一回やってみたいとは思う。」
「そうなんだ。なら一回やっみよか」
「望むところだけ早乙女のことをボコボコに叩きのめしてやる!」
そんなことを陽気に言っていた君はどこに行ったのだろうか。僕の前に死んだ元人間がいる。自分はその元人間が目の前で爆散したのをみた。だから、その肉片が人間だとわかる。とても痛々しい。目を瞑りたい
うわぁぁぁと声をあげて爆散。
周りも爆散。何が起きたんだ。
脳の回転が追いつかない。これを殺したのは一体誰なんだ…
「早乙女逃げるよ。」
と爆散した肉片を踏みながら滝沢さんが歩み寄ってきた。
「い、いやだ、来るな。こ、こっちに来るな」
「そんなこと言わないで。早く行くぞ。」
「なんで、なんで君はそんなことをするだい」
「なんでかって?こいつらは悪い悪いpoliceだぞ。私を追ってくる人間だ。そんなやつを殺すのは当然のこと。」
「警察に追われるようなことをした君が悪いんじゃないのかい…何をしたんだよ。一体お前は…」
「さあ、何をしたんだろうな。早乙女には関係ないだろ。まあ、もしどうしても聞きたい。というなら聞かしてやってもいいぞ。人生後悔することになると思うけどな。」
「いいさ、どうせここでお前に殺されるんだろ。こんなものを見てしまったからな。」
「ふふ、それはどうだろうな。わからないよな。何をしたのか、それはね。
貴様らの存在を許したということだ。
貴様らからしたら『なんだ、そんなことか』と思うかもしれないがこれはEarthにとって悪いことだ。だから殺す。それだけだ。」
「じゃあなんで僕に近づいた。会った瞬間殺してもよかっただろうに」
「面白そうだったからだ。それ以上でもそれ以下でもない。しかし、私にはいつか貴様らをこのEarthから消し去るという使命があるのだ」と中2がいってそうなことを言って消えた。
僕は今、豚小屋の中にいる。
汚い汚い豚小屋だ。
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