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算命コーチ鞠の雑記帳(その13)陽占からみる「家族・夫婦のコミュニケーション」

算命コーチ鞠の雑記帳(その13)
陽占からみる「家族・夫婦のコミュニケーション」

雑記帳では、シリーズではない話題をみなさんにお届けする
わたしの「閑話(雑談)」です。

今回のテーマは陽占からみる「家族・夫婦のコミュニケーション」です。

算命学では結婚占技があります。
結婚占技は、男女の陰占と陽占のいくつかのポイントを確認して、
二人の結婚観が共有できているか、
よりよい結婚生活を送るための注意点をお伝えする星を分析する手法です。

今回はその一部を解説します。

陽占の西方に配置されている星は「家族・配偶者」をどのような関係性を求めているか、
どのような行動を自身がしているかを表しています。

●西方に「貫索星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

貫索星は、保守的な考えの方が多いです。自身の守るべきものが明確です。
家庭を大切にする人です。
配偶者とは対等な関係であることを望み(友達夫婦)、
相手の自主性、独立性を大事にします。

・西方に「貫索星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
夫婦は人生を共にする「戦友」であるという意識をもって接しましょう。
家庭を大事する方です、どちらか一方だけが負担が多くなること(相手に負担が偏ることもふくめ)を望みません。
自分の考えを曲げない頑固な点もありますが、家族への思いもって話すことで互いを思いやる関係性が強化されます。

●西方に「石門星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

石門星は目標達成のためにチームワークを活用した行動を大切にします。
家庭を人生を共にするチーム、パートナーと意識している方が多いです。
互いのことをサポートすることを大事にします。
夫婦間の目的を共有して一緒に取り組んでいこうとします。
ただし、自分がリーダーとして主導権をもって行動をします。

・西方に「石門星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
家庭を大事にする点は貫索星と同じですが、
西方に石門星を持つ配偶者は、「自分がリーダーとして主導権をもつ」ことを無意識にします。
チームワークや人との和を大事にしていく方です。
夫婦間でも摩擦がおきることは避けます。
人の話を聴くことがとてもうまい方であるため、多くの方が石門星を持つ方に集まります。
しかし、自身が「話す」ことがあまりできていないため、ストレスを感じていることがあります。
「話を聴く」時間を作ってみてください。

貫索星と石門星の詳細はこちら
https://note.com/rich_llama150/n/n7deab1887249
木性の星をお持ちの方は「守備本能」の人、何を大事にしている人かを見抜いて行動を起こしてみましょう。

●西方に「鳳閣星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

鳳閣星は冷静さと分析力がある方が多いです。分析によって「する」「しない」という判断は速いです。
夫婦や家庭環境はゆったりとした、自由な関係を大事にします。
自分のペースを大事にします。
決断をする場合は時間をかけて判断します。
配偶者との話し合いも論理的に一つ一つの問題を整理していく人です。

・西方に「鳳閣星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
鳳閣星を西方に持つ配偶者は、自分のペースを乱されることを嫌がります。
自身への過干渉を嫌がりますが、相手への干渉もしません。
そのよう相手に判断や決断をお願いしなければならない時は、
「判断できる材料(資料、情報)」をできるだけたくさん準備しましょう。
優れた判断力は、優れた情報分析力にあるため、判断材料を目の前に出してあげると的確な判断をしてくれるはずです。
家庭は「のんびりと過ごす」場所であることを意識して一緒にすごしてみましょう。

●西方に「調舒星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

調舒星はこだわりが強く、完璧主義の傾向が強い方です。
夫婦は、家庭は、こうありたい!と自分の理想が明確な方が多く、
自分の価値観を配偶者へ理解を求めます。
家族や配偶者を思いはとても強いです。
自分を理解してくれていると感じることで心の安定を得れる方です。

・西方に「調舒星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
西方に調舒星を持つ配偶者には、「感謝の言葉」を伝えることを大事です。
自身がしていることは「家族のため」という思いが強い方です。
感謝の言葉はどんなかたもうれしいと感じますが、
調舒星を持つ方は特に喜びを感じます。
意見が異なる場合も頭ごなしに否定するのではなく、
「○○されると自分はうれしい」など、何をしてもらえると自分が幸せであるかを伝えることが大事です。
また、相手にも同様の問いをしてあげることが大事です。

鳳閣星と調舒星の詳細はこちら
https://note.com/rich_llama150/n/nb3502a94260f
火性の星をお持ちの方は「伝達本能」の人、報告内容がどのようなものであるかを大事にしていきましょう。

●西方に「禄存星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

禄存星の方は、様々な組織の中心で取り組むことができる人です。
家庭の中心で愛情深く、いたわりをもって家族に接していく人です。
相手が何を求めているかを察することができる人です。
自身が安定しているときは、多くの愛情を家族へ注ぐ方ですが、
自身の心のバランスが不調なときは、愛情を自分に向けてもらえるように気を引くような行動をとってしまうときがあります。
そのような様子が見えたときは、相手(西方に禄存星をもった配偶者)の話を聴いてあげることが大事です。

・西方に「禄存星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
西方に禄存星を持つ配偶者は、自分がしていることを相手にも求めます。
相手がしてくれたことを配偶者にもしてあげてください。
自分がしたことを「みてくれている」と実感できる声掛けをしていきましょう。

●西方に「司禄星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

司禄星の方は、コツコツと一つ一つを積み上げて結果を出していきます。
夫婦、家族のために努力を惜しまない方です。
蓄財が得意であるた家計管理は適任です。
家族へ細やかなコミュニケーションができる人です。

・西方に「司禄星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
西方に司禄星を持つ配偶者は、家が散らかっていることが苦手です。
整理整頓がうまく、自分の掃除のルールがきちんとある方です。
家事などの分担も相手にどのようなやり方がよいかを確認してやっていきましょう。
また、自分のやり方で進めたい場合は相手に「メリット」をきちんと使えるとわかってくる人です。

禄存星と司禄星の詳細はこちら
https://note.com/rich_llama150/n/n464cb6856d03
土性の星をお持ちの方は、「引力本能」の人、多くものをひきつける魅力ある上司と一緒にたくさんのことを作り上げていきましょう。

●西方に「車騎星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

車騎星の方は、自分の力とスピードの速さでどんどん進めていく人です。
自分のペースで家庭内のことを進めていきます。
のんびりとした配偶者の場合、行動や決定を置いてきぼりにして決めていくことがあります。
一人の時間を大事にする人です。
家庭を大事にする思いは強いのですが、愛情表現が下手です。

・西方に「車騎星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
西方に車騎星を持つ配偶者は、情け深く自分の想いに一途に行動する人です。
やや気が短い点がありますが、そのような配偶者と一緒に物事を考えて進めるためには、
「何のためにするのか」などの理由を確認してみましょう。
考えるより行動がさきの車騎星の方は、「熟考することが苦手」です。
相手を批判するような伝え方をせずに「行動の目的」を知りたいことを相手に伝えてみましょう。
相手の速いペースに自分を合わせることも大事ですが、ペースが速い車騎星の方に一呼吸落ち着かせる問いを投げかけることも大事です。

●西方に「牽牛星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

自分の立場やポジションに重きをおき、上下関係を明確にする人です。
配偶者や家族を支え女性ならば良妻賢母、男性は頼りがいある夫の役割を担う方です。
夫婦間や家族で自分がやるべき役割をしっかり明確にして全力でとりくみます。
配偶者をサポートすることで配偶者の社会的立場が高まることや仕事の成長を助けます。

・西方に「牽牛星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
西方に牽牛星を持つ配偶者は、自分の役割が明確であると自身の能力を発揮することができますが、
「自由にきめていいよ」といわれると途端に何をしたらよいか考え込んでしまう傾向にあります。
「物事を決める」ということにストレスを感じる場合が多いです。
配偶者がそのような場合、夫婦間でものごとを決める場合は「相談」から進めていき、
「どうしていきたい?」「どんなことをしてみたい?」など相手の思いを引き出す会話をしてみましょう。
相手の話を聴いて「結論はこれ!」と伝えてみると西方が牽牛星の配偶者は納得をする場合が多いですよ。

車騎星と牽牛星の詳細はこちら
https://note.com/rich_llama150/n/n7df58fd56599
金性の星をお持ちの方は「攻撃本能」の人、社会や組織と目標に向かって一緒に戦う(取り組む)仲間を大切にする人です。

●西方に「龍高星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

龍高星の方は、新しい刺激や体験から仕事への着想を得ていく人です。
配偶者や家族との関係性は「新しいことを楽しめる」感覚を共有できる人を求めます。
夫婦の関係性も「普通」にこだわっていません。
年齢差や同居するしないもあまりこだわりがありません。
自由な感覚であるため、互いへの干渉は好みません。
一つのことを集中するのではなく、様々なことに興味関心が湧く人なので、
好奇心旺盛な行動力への理解が必要となります。

・西方に「龍高星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
西方に龍高星を持つ配偶者は、自分がやりたいことへの忍耐力が強い人です。
興味関心がたくさんあるため人によっては転職が多い場合もあります。
それは、自分のやりたいことへ取り組むため行動であるため、
そのための苦労は本人にとって苦労になっていない場合もあります。
→これが忍耐強いといわれる点です。
自分の感性が独特であることを認識していない場合があるので、
夫婦間の会話では「なぜそのような考えになったか?」を質問してみましょう。

●西方に「玉堂星」をもっている方の家族・夫婦へ価値観

玉堂星の方は、礼儀礼節を重んじる人が多く、伝統や古きものを大事にします。
夫婦間や家族間でも礼儀正しく、言葉使いを丁寧に接している方が多いです。
夫婦間では、「妻とは・・・」「夫とは・・・」という役割を明確に考えています。
それは自身が育ってきた環境に影響を受けている場合が多いです。

・西方に「玉堂星」をもっている配偶者へのコミュニケーションポイント
西方に玉堂星を持つ配偶者は、自分の理想の夫婦像が明確です。
古くからの伝統のやり方を重きをおきます。
ご祝儀の出し方やお土産の準備の仕方など、相手への失礼にならないように配慮をする方です。
多少堅苦しいと感じる場合場ありますが、相手への尊敬や配慮からくる対応であることを理解していきましょう。
伝統や古きものを大事にする玉堂星の方には、伝統へのリスペクトを伝えて会話をしていきましょう。
相手が大事にしていることを大事にしてくれていると感じることは信頼関係を深めるポイントとなります。

龍高星と玉堂星の詳細はこちら
https://note.com/rich_llama150/n/nee507959bca0
水性の星をお持ちの方は「習得本能」の人、学びや体験を大切にすることで新たなことを生み出していきます。

今回は陽占の西方にある星の特徴を解説しました。

わたしは西方に「貫索星」があります。
わたしの夫は西方に「鳳閣星」があります。
私たち夫婦は、互いのやりたいことを尊重し自由に生活しています。
友達夫婦な関係です。
また、最終的な判断は私がすることが多いのですが、
判断するための情報の整理は夫に任せています。
夫にはできるだけ「客観的な情報」を多く渡します。
情報整理をして、最終的にどうするかを夫婦で考え、「わたしが決める!」そのような関係性です。

このように互いの特性を理解して
夫婦間のコミュニケーションがスムーズにいくことが増えます。

次回ももう少し夫婦間のコミュニケーションについて解説します。
お楽しみに!

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