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自分で選んだものに他人が介在しないものはない

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木曜も終わりのんびりやっている状況ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。とりあえず、今年の紅葉はなんかまだまだ色づきが悪いようですね。。。まぁ確かに言われてみたら、もう11月の半ばですが、もみじの赤が弱いような気がしますね。嵐山とかどうなってるんだろうな?あれよね、京都の四季折々の名所は、出来れば人類が滅亡してから行きたいですよね。。。本当に人混みがひどいことになっておるので。。。(/・ω・)/

さて、今日は、自分の人生は自分で決めて良いんだという話以上に、そもそもとして自分の人生の前に転がっている選択肢や自分で選んだ選択肢ってのは当然、自分そのものが詰まっているはずなんだけど、でもよくよく考えてみると他人が必ず介在しているんだなという話。んでも、別にそれはそれとして良いことではあるのよ。

考えること?

確かに私も、自分の人生は自分のものだし、自分の人生は自分自身こそが主人公であるべきだと思っている。でも一方で、どこまで行っても私たちは他人の介在ということから逃げることは出来ない。それは行動というよりも、むしろ思考回路の中に綿密に織り込まれているということ。

なんといっても、私たちの思考は言語と切り離せないという話でもあったり。言語というものはある意味でとても怖いもの。正しさとか白黒とかが好きな人たちなんかは、基本的に何物にも名前を付けたがるみたいな話はあるけど、それ以上にそもそも私たちはその現象に名前が付いていなければ、その現象に気が付けないみたいなところもある。

まぁ私は多少ADHD傾向があるので、自分が気が付いた現象にいろいろな名前を付けたりして、出来る限り細かく認識しようとしているけども。まぁこの辺り、いわゆる昔でいうところのアスペルガー気質みたいなもんでもあると思う。名前を付けることで安心するのか?と言われるとちょっと私からすると違う話で、名前を付けないと人間の思考パターン的に、そっからさらに思考を進めることが出来ないんだよね。人間の脳って、本当に怠惰なので、ありのままの事象を事象Aみたいな感じでフワフワした認識のままにしておくととてつもなくストレスを感じるもんだし、そのままの状態で料理しようとすると、なんか知らんけど変なところでワーキングメモリー使ってるんだよな。

キラキラしててもしゃーなかったり。

こういう感じで、思考ってのと言語ってのは密接な関係性があるんだけど。思考で使う言語ってのはめちゃめちゃ他人の意志や力が介在するんだよね。なんでかっていうと、思考で使う語彙の癖とか、そもそもの語彙の数とかは、自分だけではどうにも増やすことが出来ないからね。

思考で使う語彙の数は特にそうで、どこまで行っても自分以外の人たちの力を借りるしかない。専門書を読み漁ったりすると、その分野における思考がいろいろとスキップできて考えが捗るなんてのもあるけど、あれは単純にその分野における語彙が整理されたからって側面が結構強い。

そうした形で、他人の思考に影響されてしまった語彙数や語彙の癖によって思考をしていくのであれば、当然私たちの自身の思考から生み出される人生の決定は、どこまで行ってもその時に近くにいた他人の思考や言葉の影響を受けやすくなってしまう。親・兄弟・先生・友だち・親友・恋人、様々な人間たちが私たちの近くにはいて、それ相応に私たちの人生に影響を与えてくる。

ゆるゆる~

これに気が付いた時には、私はちょっと虚しい気持ちになった。私の好きとか私の興味とか、どこまで行っても私ではない何かに形作られているんのではないか?と疑った。でも、よくよく考えてほしい。スポーツでも和歌でも将棋でも何でもそうなんだけど。私たちは人にいろいろなスキルや道具を教えてもらっている。或いは継承したり受け取ったりしている。その上で。

そのスキルや道具をどの場面でどのように組み合わせるかは、その人自身の選択の結果でもある。

どこまで行っても私たちは、思考している限り他人の影響を受け続ける。でも、どこまで行っても私たちは、人生の選択において、或いは施行する際の語彙の選択において、私たちは私たちであり続けようとする。昔、人間に近しい存在として、情報統合思念体という言葉があった。今のAIとか見ても同じことだろう。私たちは、結局のところ情報の集合体でしかない側面がある。それなのに。

私たちは他人の集合体でしかないのに。どこまで行っても私たちは私たちである。なんだかそれは無性に心細く、でも無性に力強いものだ。

最後はこんな感じ。

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