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5月、新しい日々へ


新緑がまぶしくて、日差しも柔らかく、大好きな5月がやってきた。
日本には四季の移り変わりがあって、ほんとうによかった!(コロナの制限もなくなることだし!)


桜の頃も、もちろん素敵だと思うけれど、若葉の季節のドライブは、個人的にとても好きなことのひとつ。
ツバメの巣を観察して、見て回るのも楽しい。


今はまだ作っている途中だけれど、これからヒナが卵からかえって、巣から顔を出して鳴いている様子、親鳥からえさをもらう様子を見られると思うと、毎日のように巣を見て回りたい!(散歩道の途中のどこにツバメの巣ができるかは、把握している)


イメージとして、こんな5月の季節にぴったり、なんて思うのは、瀬尾まいこさんの本だ。
彼女の本は、とても読みやすい。
(今、村上春樹さんの新刊「街とその不確かな壁」も読んでいて、余計にそう感じたのかも。)



少し前まで、中学の教科書にも載っていた。「花曇りの向こう」は、今も載っているのかな?(3年前まで4年ほど、中学校の学校司書をしていたから、それで初めて彼女の作品を知った。選書できて、たくさん本を読めて、幸せだった。一方で、私は、全く学校勤めには向いていなかったと思う。)


それから、「そして、バトンは渡された」や、「掬えば手には」、最近では、「夜明けのすべて」を読んだところ。

どの本の装丁も、とてもかわいい。


登場人物たちの設定は、なかなか重たいものだと思うけど、それを、さらりと、どんより重苦しくなく読ませてくれるのがすごいと思う。
思わず自分にも照らし合わせて、明るく生きられそう、と感じられるくらい。


個人的に「夜明けのすべて」の藤沢さんには、ほんとうに共感できた。
藤沢さんは、PMS(月経前症候群)に悩まされている。(ところで、今まで、小説の題材で、PMSが取り上げられていたことってあるのかな?)
たかが生理、されど生理。
藤沢さんと同じく、PMSとの付き合いが長い私(漢方薬2種類、入眠剤など服用中)には、まるで自分のことのように感じられた小説だった。


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