コロンビアのパン、優れもの・変わり種その2
おいしいパン第二弾
皆さん、大丈夫でしょうか?元気でしょうか?日本列島は台風で雨風の被害が出ています。くれぐれも無理はせずにしてください。無理は「理(道理)」が無い、と思います。!
さて、パンの続きです。表題の画像のようにコロンビアでも、日本や世界と同じようにたくさんの種類のパンがあります。
前回は世界でトップ10に入ったコロンビアのパンを2種類紹介しました。
(パンデボノとアルモハバナ)です
今回は残りの2種類とその他ラテンアメリカでポピュラーのパン類を紹介していきます。
もっぱら、パンは朝食でいただきますが、コロンビアの主食はお米です。いわゆる陸稲ですね。現地の方はオイルと塩を入れて炊きますので、パラパラです。また、お米の話は別の機会にいたします。
おやつ:メリエンダ(Merienda)
前回のパンデボノやアルモハバナは「おやつ」パンとでも言いましょうか、食間にいただきます。スペイン語ではMerienda(メリエンダ)、おやつという意味ですが、時間は様々です。
コロンビアはおやつを「Las once」つまり「11時」と呼びます。(特に学生は使います)
Pandebono (Pan de bonoの表記もあります)パンデボノやAlmojábana (アルモハバナ)も食間で食べます。同じようなパンはまだまだあります。
軽食をRefrigerio (レフリへリオ)と言って、1日に2、3回、メインの食事の他に食べます。おやつ、と言ってもいいのですが、日本での「おやつ」と少しちがうんですね。それがサンドイッチであったり、ミートパイ(エンパナーダ)であったり、上記のパンであったりします。
日本でも「おやつ」の語源は時刻なのですね。「八刻」(やつどき)つまり午後2時〜4時ころに食べていた軽食が「おやつ」の起源らしいのです。コロンビアのランチタイムは午後1時前後が多いので、午前11時のコーヒーブレイクに、お腹の虫おさえに、パンを食べる習慣ができたのだと思います。だから「オンセ」というおやつを意味する表現が生まれました。
さらに、ラテンアメリカの人たちはこうやって軽食を取り、話をする、人とのコミュニケーションを取るのが大好きな人種です。
だから、コロナ禍は正直言って辛かったのです。人との距離をとらなければいけない、ハグもできない。誰とも会えない。仕方がないからオンラインで我慢だったのです。
コロナの対策は、コロンビアはすこぶる厳しく、いち早く「ロックダウン」を実施した国です。
誰も外には出られませんでしたし、スーパーに買いにいけるのも、家庭に一人だけで入るのに1時間くらい並びました。一人出てきたら、一人入る、という感じでした。
また、IDカードの番号によって、店に入れるシステムも導入されました。
例えば、末尾が1・2は月曜日、3・4は火曜日、などです。横道に逸れてしまいました。
さて、コロンビア絶品のパンをご紹介します。
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