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勝沼ぶどう郷ツアー2023年

汗と空腹と筋肉痛に泣かされながらも、昨年10月末の多幸感あふれる各ワイナリー訪問から1年ちょい、前年の反省点を踏まえて少しスマートな行程を目指しての今回です。


初日のお楽しみ

今回は土曜日も休日となったので、朝9時頃の新宿発で石和温泉駅には11時頃着のあずさを利用しました。山手線が渋谷駅の改良工事の影響で、土日に内回り外回りそれぞれにストップする区間にまともに引っかかるため、いつもより早めに家を出て向かったら、予想外に早く新宿駅に着いてしまい、しょうがなく駅ナカのコーヒーショップでのんびり、ホームに降りると富士山エリアの観光をするのか、多くの外国の観光客含めて大混雑していました。

ほうとう

小作のきのこほうとう

昨年と異なり今回は予定通りに石和温泉駅に到着、観光案内所でワインの試飲マシンや観光パンフレットをチェックしてから一旦宿に荷物を預けて、早速腹ごしらえ、小作の石和温泉駅前通り店に、早めに入れたので待ち時間は短くて済みました。気温は低めだったので熱々のきのこほうとうが身体に沁みます。

満腹になったので観光開始です。ちょっとだけ離れた所にタクシー会社があり、待機中のタクシーがありましたので、信玄餅の工場まで連れていって貰いました。料金は約1.5k、気楽に歩いて行ける距離ではないのでほんとに助かります。

桔梗屋信玄餅さんの工場見学

鮮やかな作業が光る皆様

観光バスで来る方々含めて大勢の見学者に混じって、見学コースをまわって行きます。高い場所から見下ろす感じで、材料の製造機械への投入やら、お馴染みの製品の梱包ラインの様子が見られます。ビニールの小さな風呂敷に個包装をする作業は手作業で、その流れ作業を数秒単位でこなす様子には感心しかありません、それにしても飽きずにずっと見てられるよな、アレ。そして見学コースの先には売店、あれを見た直後なら、そりゃあ財布の紐は緩くなっちゃうよね。(買いました、諸般の事情で信玄餅ではない日持ちする別製品だけど)

マルス山梨ワイナリーさん

工場見学コース外観

信玄餅の工場でタクシーを呼んで、石和温泉駅から徒歩なら10分くらいの場所にあるマルス山梨ワイナリーさんに向かいます。迎車料金含め約2kくらい、今回の旅では要所要所で金で解決を図ります。

自由に見られる見学コース、設備や樽などを見てから売店へ、従業員さんの人員の都合か有料試飲は止めていたよう、それでも蛇口からワインが出る仕掛けの無料試飲で、品種の特性がはっきり出ているデラウェアや巨峰の甘口ワインなんかを楽しくいただきご機嫌。ワインを普段飲まない方々には刺さる美味しい商品だと思います、そう言えば何十年も前に団体旅行でワイナリー訪問がコースに組まれていて、その時には甘口ワインのボトルを買った記憶があります。辛口製品の試飲が出来なかったので、あきらめてモンデ酒造まで歩いて移動します。

モンデ酒造さんから宿へ

Google mapsを見ながら目的地への最短ルートをチェック、到着するとかなり巨大な施設ですが、工場見学は平日のみなようで売店だけチェック、無料試飲で甘口、辛口の数種類をいただきましたが、ちょっとピンと来なかったので、相方が漬物だけ買って終了しました。ここから宿が予想外に近かったので、チェックインして温泉と食事、そのあとに無人のラウンジでカード式ワインサーバーで軽めに楽しんでこの日は終了、日曜日の本番に備えます。

勝沼地区を堪能

宿の朝食は7時半、早めに始めて8時半過ぎにはチェックアウトして、昨年同様に9時の石和温泉駅発、9時20分には勝沼ぶどう郷駅の改札を出られるように頑張ります。

丸藤葡萄酒工業さん

試飲した美味しい皆さん

タクシーで勝沼ぶどう郷駅から料金は約1.7k、歩いて行くのは物凄く大変、またもや金で解決する悪い大人です。到着したタイミングで施設見学案内を受けていた小規模の団体さんがいて、売店で試飲の時間が重なってしまいちょっと待つことになってしまったのですが、その間にじっくりと試飲するセットを選べたので良しとします。タイプの異なる甲州のセット、マスカットベーリーA(MBA)のセット、国際品種等、ちょっと待つだけで香りや舌触りが変化して良い体験が出来、自分は1本、相方は何故か2本、この時点で既にお祭りモードに入った感じ。

くらむぼんワインさん

良い感じの建物

丸藤さんからは割としっかり歩いて移動、イケダワイナリーさんの前を過ぎて、まるで古民家のような雰囲気のくらむぼんさんには11時15分くらいには到着、早速有料試飲マシンを利用し数種類確認します。試飲に出してしまうと販売にまわせないとのことで、訪問前に確認したネット販売のページに出ていたものは試せなかったので、試飲できたものから自分は1本、相方も1本、スタッフの方から丁寧に説明していただき、来年もチェックしに来たいと感じました。

イケダワイナリーさん

昨年河口湖の宿でいただき、食事との適合がご機嫌だった甲州はこちらのリーズナブルなものでした。昨年も訪問し看板犬の、大人気な大きなワンコちゃんに出迎えられて早速試飲、良かったものを自分と相方と1本ずつ、この時点でぶどうの丘では食事が出来ればOKという気分になっていました、外に出ると時間はほぼ12時過ぎたくらい、持ち歩いてるペットボトルで水分補給しつつ、無理せずあと1箇所寄ろうかななんて歩きながら考えていました。

MGVsワイナリーさん

気持ちいい屋外での試飲

例によってガイドパンフレットとGoogle mapsを見ながら歩いて移動、トイレ休憩ついでで寄って、時間があれば試飲も出来たらいいなと思っていた、物凄く綺麗な施設なこちらでそれぞれ1杯ずつ、外のテーブル席で気持ちいい時間、気に入ったものを自分だけ1本、これで各自4本ずつのハンドキャリー、特に自分の荷物はガラスが厚いのがあったらしくめちゃくちゃ重い、ワイナリーを出た時刻は12時45分くらい。

白百合醸造ロリアンワインさん

甲州とMBAの試飲

黒い背景のエチケットの甲州が割と都内でも見かけるし、評判も割といいので試飲だけはしておこうと気楽に訪問(フラグ)。
売店は広め、甲州、MBAの基本的なセットと新酒の試飲、こちらも数分で表情が変わる興味深い味わい、特に気になった2本をそれぞれ購入することにして宅配便に頼ることに(やっぱり)。そうしてるうちに午後2時に近づいてピンチ、タクシーを呼んでぶどうの丘で食事難民回避を狙います、タクシー料金は約2k、この判断が最終的に良い展開につながりました。

ぶどうの丘と駅へ

甲州のスパークリング

ぶどうの丘の建物に入ったら、すぐに上層階のレストランに上がりました、席に着いてオーダーしてだいたい14時20分、昨年の失敗の経験から、見事に成功に変えることができました(泡で乾杯)。

優雅に食事を終えてまだ少し時間があるので、気になったボトルを中心に各自3杯ほど、シャトージュンさん、その他行ってないところのものをセレクトし経験値を積み上げていきます(楽しい)。

売店エリアを見て回りましたが、各ワイナリーでの出会いが良かったので、ぶどうの丘の地下カーブも省略して、早めに駅に向かうつもりで外へ。なんとこのタイミングで循環バスがドンピシャで目の前に停まる幸運、重い荷物を持っての長い徒歩移動となるはずのところを楽して勝沼ぶどう郷駅に到着。コインロッカーから荷物を出して積み替え、少し時間が余ったのでのんびりと夕陽を見ながらベンチで時間調整、今日一日の訪問の余韻に浸ります。15分ほどのんびりして16時半の特急で帰途へ、金の力に頼りつつ時間配分もうまくいき、本当に良い休日となりました。

昨年の分のまとめと比較すると、今回の良さが際立つと思います、やっぱり経験値の積み上げは大事。


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