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【参画企業 募集】社員に安全な食を届ける取り組み、始めませんか?

こんにちは、株式会社PAL 農業プロジェクトです。私たちは2019年から社員のご家庭に無農薬・減農薬のお米を届ける取り組みを始めており、今年で4年目となりました。今では安定的に生産・配送を行なっており、昨年から新たに自然栽培の野菜の月1回宅配も行っています。今回は、その取り組みを詳しくご紹介します。現在、参画企業も募集しているので、ぜひご覧ください。

社員に届くのは、石川県加賀市にて自然栽培で育てられた野菜

▲収穫したてのお野菜(左)・じゃがいもの収穫(右)

現在、社員全員の自宅へ月に1回野菜を届けていますが、この野菜は石川県加賀市にて、自然栽培という方法で育てられた野菜です。

自然栽培とは、農薬、肥料、除草剤を一切使用せず、畑にあるものだけで栽培をする農法をいいます。安全性が問題視されている農薬や化学肥料はもちろん、有機肥料も使用せずに栽培するため、毒性のあると言われている硝酸態窒素の残留量が極めて低く、健康的で野菜本来の味が味わえるのが特徴です。また、自然の生態系をそのまま活かした栽培方法のため、持続可能であり、SDGsの観点からも注目されています。

▲自然栽培の畑。写真中央の丸い葉っぱが小松菜。ありのままの自然を活かした農法のため、雑草も抜かない

自然栽培は、食の安全性や持続可能性から注目が高まっていますが、農薬や肥料に頼らない分高い栽培技術が必要とされます。そこでPALが生産を依頼したのが、石川県加賀市で自然栽培を実践されている「にちにち好日」です。

にちにち好日代表の長谷川さんは、新卒から13年間務めたリクルートを2021年に退職し農家へ転身。日本農業の構造的な課題をビジネスで解決していきたいと考えていた時に、PAL代表の辻と出会い意気投合し、今回の取組みに至りました。

にちにち好日 HPはこちら

▲にちにち好日代表長谷川さん(左)とPAL 代表の辻(右)


ビジョン|食や農業を取り巻く社会問題の解決へ

「安心安全な食を、社員やその家族に届けたい」という想いでこの取り組みを行っていますが、実はそれだけではありません。他にも解決したいと考えていることがあります。

・農業人口の減少
現在、利益至上主義の流通の仕組みにより作物は安い価格で買い叩かれ、農家の立場が弱くなっています。経済的に安定せず廃業する農家も多く、若者の農業離れも進んでいます。価格重視の流通の仕組みを排除するため、この取り組みでは、企業と農家が直接契約することにこだわっています。

・食糧危機
日本の食料自給率はカロリーベースの計算で37%農林水産省 HPより)と、主要先進国の中で最低水準となっています。感染症、戦争、人口爆発、異常気象などから、国際情勢は今すぐ変わってもおかしくない状況です。食糧の輸入が制限されれば日本はすぐさま食料不足に陥ります。自分たちの食糧は、自身で確保しておくに越したことはありません。

・食の安全性
近年日本では、食品添加物や農薬の多用などが散見され、食の安全性が著しく低下しています。本プロジェクトでは、米は減農薬(または無農薬)で、野菜は自然栽培で生産しています。特に未来を担う子どもたちには、栄養豊富で安全な食生活を提供すべきだと考えています。

これらの社会問題を解決するために行きついた一つの解が、企業と農家の新たな連携モデルでした。この取り組みでは、中間プレーヤーを通さずに農家と企業が直接契約することで、農家の所得向上を目指します。また、従業員の健康の基本である「食」をサポートすることで、社員や家族の健康増進、パフォーマンス向上や子育て家庭の支援を願っての活動です。


社員に安全な食を届ける取り組み。現在、参画企業を募集しています!

このプロジェクトは、現在参画企業を募集しています。仕組みはこのようになっています。

企業と農家で直接契約を行い、農家へ生産を委託
②収穫した作物を社員の自宅へ配送し、ご家族で楽しんでいただく

野菜はにちにち好日との契約が可能です。概要はこちら↓
・内容は旬のお野菜を5~10種類(従業員の家族構成に合わせて量や種類はカスタマイズ可)
・発送の頻度は月に1~2箱(要望に応じてカスタマイズ可)
・料金は委託費用(野菜の生産、発送業務)と送料(実費)
・契約期間は6ヶ月または1年

ちなみに、お野菜の配送に関するPALの社員満足度は91%と高く、アンケートでは下記のような声が集まっています。

<従業員の声>
・どれも新鮮でおいしく、初めて食べる野菜もあったので、楽しくいただくことができました。
・いつも買っている野菜よりおいしい!
・初めて目にする野菜がありましたが、それぞれ説明があったので、調理にとても役立ちました。

この新たな農業の取り組みを拡げることで、社会課題の解決をはかっていきたいと考えています。ご興味のある方は、下記からお問合せください。

にちにち好日『カイシャの気持ち』問い合わせフォーム https://forms.gle/wFTZn4i57SFdujod7

▲参画企業の社員や家族に、農業体験を提供することも可能です。子どもたちも参加すれば、食べ物がどのように作られているかの食育の機会にも。

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